映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公開延期へ。東映アニメの不正アクセスの影響で

アニメ制作会社「東映アニメーション」への不正アクセスの影響で、4月22日から予定していた全国公開を延期すると発表しました。
「東京ゲームショウ」で、ゲームソフト「ドラゴンボールZ カカロット」のプロモーションブースに登場したドラゴンボールZのキャラクター、孫悟空(2019年9月12日撮影)
「東京ゲームショウ」で、ゲームソフト「ドラゴンボールZ カカロット」のプロモーションブースに登場したドラゴンボールZのキャラクター、孫悟空(2019年9月12日撮影)
CHARLY TRIBALLEAU via AFP=時事

4月22日から予定していたアニメ映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の全国公開が、延期されることになった。

東映が3月18日、同映画の公式サイトで発表した。

発表によると、延期の理由は、アニメ制作会社「東映アニメーション」への不正アクセスの影響で作品制作が困難な事態になったためだという。

「公開を楽しみにして頂いている皆様には、大変申し訳ございません」と謝罪した上で、公開日については近日中に発表するとしている。

■不正アクセスの経緯は?

「東映アニメーション」は3月7日、第三者による不正アクセスを受けたことを確認し、調査を行うと発表

その後、3月11日には、不正アクセスにより、社内のシステムの一部を停止した影響で、テレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」など4作品の放映スケジュールに影響が出ると発表していた。

■東映のお知らせ全文

4月22日(金)より全国公開を予定しておりました映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』について、既報のとおり製作会社である東映アニメーションにおいて第三者によるネットワークへの不正アクセスが発生し、作品製作が困難な事態となりました。そのため、公開を延期せざるを得ない状況となったことをお知らせいたします。公開を楽しみにして頂いている皆様には、大変申し訳ございません。新しい公開日については、近日中に発表させて頂きますので、今しばらくお待ち下さい。何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

尚、既にお買い求め頂きました前売券につきましては、新しい公開日以降ご利用頂けますので大切にお持ち下さい。

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