台風15号が発生へ。3連休中に東京など関東へ近づく見通し

3連休中に広範囲で大雨となる可能性があります。連休を利用して移動を予定している方は、交通情報も併せてご確認ください。
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日本の南海上を北上している熱帯低気圧は、23日(金)にも台風に発達すると気象庁が発表しています。

熱帯低気圧が進んでいる周辺の海面水温は29℃前後と高く、上空との風速差も小さいため発達。その後は太平洋高気圧の縁に沿って進む見込みです。

23日(金)の夜には紀伊半島の南に達し、24日(土)から25日(日)にかけては東海、関東に近づく予想となっています。今後の台風の動きに警戒をしてください。

▼熱帯低気圧 9月22日(木)15時現在
中心位置 日本の南
移動 北西 25 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
» アプリ 雨雲レーダー台風モード
24日(土)夜までの予想積算雨量
24日(土)夜までの予想積算雨量
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台風14号のようには発達しないため、風よりも雨に警戒が必要になります。周囲に活発な雨雲を伴うため接近すると雨が強まり、23日(金)・秋分の日以降は日本海から前線が進んでくるため、北陸や北日本でも雨雲が発達する予想です。

特に紀伊半島周辺では台風に吹き込む風が山にぶつかることで激しい雨が続いて雨量が増加し、24日(土)夜までに300mm前後の大雨が予想されます。そのほかの東海地方や関東北部なども100mmを超える所がある見込みです。

三連休中に広範囲で大雨となる可能性がありますので、最新の台風情報を確認し、雨への対策を行なうようにしてください。連休を利用して移動を予定している方は、交通情報も併せてご確認ください。
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平年の台風発生数
平年の台風発生数
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台風15号が発生すれば9月として4つめになります。
9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで台風発生の多い月です。そして秋はジェット気流の位置の変化などにより、本州方面に影響を及ぼす台風が多い時期になります。台風への備えをしっかりとしておいてください。
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