まるで食品サンプル。凍ったカップラーメンで事故啓発。裏側にあった夜通しの努力(画像)

道路を管理する中部地方整備局がカップラーメンの写真をツイートし、話題になっています。似つかわしくない写真にどんな意味があるのでしょうか。
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「あなたは気付きましたか…?」
「このラーメンの違和感に…」

このつぶやきとともにTwitterに投稿されたある写真に、反響が広がっている。投稿したのは国土交通省の出先機関の一つ、中部地方整備局の公式アカウント。写真は、ラーメンを箸ですくいあげたところで静止しており、まるで食品サンプルを写したような1枚だ。5日午後に投稿され、6日夕までにリツイート数は3000件を超えた。

道路を管理する組織がなぜラーメンの写真を投稿したのか。

冒頭のつぶやきには「中部地方整備局管内の長野県木曽地域では、ラーメンがそのまま凍るほど気温が下がることがあります」と続く。さらに「これからの季節、道路の走行には十分注意してください」とし、冬場の安全運転を呼びかける内容となっている。

写真を撮影した中部地方整備局の飯田国道事務所は「1月、2月は雪が降る日も多く、道路は毎日のように凍結する」とハフポスト日本版に説明する。

観光客や物資輸送のトラックなど県外からノーマルタイヤのままやって来て、スリップを起こすことが多いという。

道路管理者として塩化ナトリウムをまいて凍結防止対策はしているものの、同事務所の担当者は「どうかスタッドレスタイヤにはきかえ、チェーンを携行してほしい」と呼びかけている。

ツイートを見た人たちからは、「食品サンプルかと思ったよ」「コレが噂のバリカタ?」「どのくらいの時間で凍りますか?」など返信が相次いだ。

「瞬間冷凍する訳ないわけで凍るまでの間じっと寒さに耐えてた職員さんがいたんだと思うと、みんな!滑り止め装備なしに雪道に行くのはやめよう」という反応もあった。担当者は、仮眠を取りながら一晩かけてこのカップラーメンをつくったという職員の涙ぐましい努力を明かした上で、「そういうふうに思っていただけるとありがたい」とコメントした。

カチカチに凍ったラーメンは撮影後、溶かして食べたという。

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