空と宇宙の「境界」が神秘的。月も息を呑むほどに美しい、ISSが投稿した1枚がまるでオアシスだった【画像】

果てしない宇宙の神秘を感じる一枚。見ると心がうっとりします。

国際宇宙ステーション(ISS)が日本時間の2月10日、公式インスタグラムで月と地球の幻想的な1枚を投稿した。

写真には、息を呑むほどに美しい空と宇宙の「境界」がくっきりと見え、中央には魅惑的な月も映っていた。

写真は、蒼い地球の先に浮かぶ満ち欠けの月を映したもの。

ISSは中国東部、黄海沿岸の上空約260マイルを周回する巨大な有人実験施設。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、1998年に宇宙での建設が始まり、13年後の2011年7月に完成したという。

ISSのインスタグラムには宇宙や天体に関する魅力的な写真の数々や宇宙飛行士たちの日常が日々投稿されていて、ファンにはたまらない内容となっている。

JAXAによれば、国際航空連盟は高度100kmから上を宇宙と定義している(※米国空軍は80kmから上を宇宙と定義)という。ファン向けに解説する公式サイトでは「地表から遙か宇宙空間まで無段階につながっているのですから、どこからが宇宙という境は実はありません。そこで一般的には大気がほとんど無くなる100kmから先を宇宙としています」としている。

空と宇宙の境目は厳密にはないとのことだが、ISSが投稿した写真では地球が放つ蒼い光が境界線を作っているように見え、まさに美しいの一言だ。

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