Netflix『サンクチュアリ』の元力士俳優、“ビフォーアフター”が際立つ姿が話題。専門家の指導で1年かけ役作り【画像】

本作のリアリティに説得力を持たせる点でも重要な役回りとなった力士役。役作りの時間も一定期間を要し、特別な指導があったという。
役作りで話題になっている澤田賢澄さん
役作りで話題になっている澤田賢澄さん
澤田賢澄さん

大相撲を舞台にしたNetflixシリーズ『サンクチュアリー聖域ー』に出演している元大相撲力士で俳優の澤田賢澄さんが、ドラマのオーディション前とクランクイン後の自身の写真を公開し、その“ビフォーアフター”が話題になっている。

元力士から俳優へ

澤田さんはTwitterで「35kg増量」などとつづり、オーディション前に撮影したとみられる黒いTシャツ姿とクランクイン後にまわしをつけた姿の2枚の写真を並べて投稿。元力士ということもあり増量前もがっしりとしている身体つきだが、増量した後はさらに一回り大きくなった印象で、貫禄ある力士の姿になった。

澤田さんは元幕下の力士で、現役時代の四股(しこ)名は「千代の眞(ちよのしん)」。作中では主人公の兄弟子・猿谷役を演じており、同作が俳優デビューとなった。

重要な「役作り」。アフターケアも

力士役のキャストは本作のリアリティに説得力を持たせる点でも重要な役回りだ。そのため、役作りの時間も一定期間を要し、特別な指導があったという。体重増加と肉体づくりが必須となったため、隔週で血液検査が行われ、健康上のリスクを最小限に留める措置が導入されたとも報じられている

シネマトゥデイによると、制作チームは、ハリウッドでボディメイクを専門とするEnix Lifestyle社 に相談の上キャストの体重増加量を検討。さらに、キャストらは専門医や栄養士の指導のもと、約1年をかけて体重を増やして相撲の稽古に参加した。撮影セットがある東宝スタジオには、俳優たちのトレーニングや休息のための仮設プールが持ち込まれるなど、制作陣が一丸で作品作りが進められたという。力士役の俳優がクランクアップ(撮影を終えた)した後は、キャストのための「減量プログラム」が作られるなどのアフターケアもあったという。

澤田さんの投稿には「このアフターのビジュアル写真がめちゃくちゃかっこいいです!!」「並大抵ではない」などのコメントが寄せられている。

Netflixシリーズ『サンクチュアリー聖域ー』(全8話)は、大相撲の世界を舞台にしたヒューマンドラマ。屈強だが相撲には興味のない青年が相撲部屋に入門し、伝統と格式を重んじる角界を揺るがす様が描かれている。5月4日に配信を開始して以来、グローバルトップ10のテレビ・非英語部門にランクインするなど、大ヒットを記録している。

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