傘の持ち方、水平は絶対にやめて。階段ですると事故につながる危険も

「駅の階段で水平持ちをしている人の後ろにいたら胸を突かれた」という声も。

関東甲信地方が6月8日、梅雨入りしました。梅雨明けは平年で7月19日なので、梅雨入りから1カ月以上は傘を差す機会が増えるでしょう。

その際、注意したいのがたたんだ傘の持ち方です。

東京都がまとめた「降雨時の身の回りの危険~雨の日の事故防止ガイド~」では、階段を登っている人が水平にたたんだ傘を持つと、先端が後ろの人の顔付近にぶつかりそうになる様子を描いています。

地面と平行に傘を持つと危険だ
地面と平行に傘を持つと危険だ
東京都「降雨時の身の回りの危険~雨の日の事故防止ガイド~」より

まとめでは「傘のヒヤリ・ハット経験」は傘をたたんだ状態でも多く起こっているとして、「駅の階段等で水平に持った傘は、後ろの人の顔をかすめることもあり、大変危険です。また、ケンカ等のトラブルに発展するケースも見られます」と注意を促しています。

都の調査には、「駅の階段で水平持ちをしている人の後ろにいたら胸を突かれた」「たたんだ傘を水平持ちしている人がいて、突かれそうになったので、持っていた傘で叩き落とした。ケンカになるかと思った」などの声が寄せられたそうです。

階段でなくても、水平に傘を持っていると先端が後ろの人にぶつかったり、子供の顔に当たったりする可能性もあるでしょう。

東京都の公式Twitterアカウントはこれまで何度も注意を呼びかけていますが、「減らないよね、こういう持ち方をする人」「めっちゃ怖かった」などというコメントが集まっています。

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