鈴木杏さんとは、どんな人? NHKドラマ「大奥」で平賀源内役。子役でデビュー、これまでの出演作は

NHKのドラマ「大奥」で平賀源内役を務めるのが鈴木杏さんです。「金田一少年の事件簿」で子役デビューし幅広く活躍。代表作などのキャリアを振り返りました。
鈴木杏さん=2021年2月3日
鈴木杏さん=2021年2月3日
時事通信社

10月から放送が始まる、NHKドラマ10『大奥 Season2 』(総合・火曜22時放送)。

シーズン1では冨永愛さんらが出演しハマり役だと話題になった本作。シーズン2で平賀源内役を務める鈴木杏さんとはどんな人なのか。

元子役として活躍

鈴木杏さんは、1987年東京都生まれ。子役時代から多くの作品に出演し、ドラマや映画、舞台で活躍してきた。

ドラマデビューは、1996年の『金田一少年の事件簿(第2シーズン)』(日本テレビ系)。代表作にはドラマ『青い鳥』(1997年、TBS)、ハリウッド映画「ヒマラヤ杉に降る雪」(1999年)、映画『花とアリス』(2004年)、『軽蔑』(2011年)などがある。2015年には『花燃ゆ』で大河ドラマ初出演した。

「大奥」で鈴木杏さんが務める役は?

『大奥』で鈴木さんは本草学者の平賀源内役を務める。「医療編」の序盤でキーパーソンを務める平賀源内とはどのような役なのか。

NHKの公式サイトによると、源内は「本草の研究、博物の学問のほか、読本作家なども手がける奇才」。源内の弟が謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」で亡くなったことがきっかけとなり、武家の跡を継がずに男装して遊学するという設定だ。

慕っているという田沼意次(松下奈緒さん)の命によって、蘭方医の青沼(村雨辰剛さん)を大奥へと誘い、ともに赤面疱瘡の解明に動く。

NHKのインタビューで鈴木さんは、「源内たちが赤面に立ち向かっていくワクワク感、高揚感は、Season2ならではの魅力だと思います」と話している。

源内について「人気のあるキャラクター」とした上で、「原作ファンの方に受け入れてもらえるだろうかというプレッシャーはありました」とコメント。

役作りで意識したことについて、「早口でまくしたてるように話すところや、しゃべり始めたら止まらないところに、源内の明るさやチャーミングさが表れていると思うので、できるだけその個性が生きるように意識して演じました」と明かしている。

「医療編」「幕末編」の2部構成に

NHKドラマ10「大奥 Season2」 は8代将軍・徳川吉宗の遺志を継いだ蘭方医たちが、男性だけに感染するという謎の疫病「赤面疱瘡」の撲滅に立ち向かう「医療編」と、女将軍らを筆頭に“江戸城無血開城”のために奮闘した幕末・大政奉還の物語を描いた「幕末編」の2部構成となっている。

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