農水省が「4月のお買い得野菜」を発表。この春のおすすめは、アレンジ自在なあの野菜

農林水産省が3月29日、主産地などからの聞き取りに基づいて「野菜の生育状況及び価格見通し（令和6年4月）」を発表しました。

同調査は、産地の出荷判断や消費者の購買行動の最適化を促すために発表されています。

また、ありがたいことに、その月に「お買い得」な野菜も紹介されています。4月が買い時の野菜は何なのでしょうか？

4月のお買い得は「ばれいしょ」

2024年の4月にお買い得なのは、「ばれいしょ」、つまり「じゃがいも」のようです。

背景として、主産地である鹿児島県、北海道での生育が順調なことが挙げられます。北海道では4月～7月の天候が安定していたため玉付が良かったといいます。

4月の出荷量が平年より上回るため、「お買い得」な価格帯で手に入る予想です。

ばれいしょ（じゃがいも）と言えば、食卓でもアレンジ自在な食材。農水省は、ばれいしょを使用した「こんがりチーズじゃがいものサーモンロール」や「じゃがいもと米粉のニョッキ菜園風」なども紹介しているので、この機会にぜひお試しください。

一方「にんじん」「キャベツ」「たまねぎ」などは、4月前半は平年より価格が上回って推移する見通しですが、どの野菜も4月後半には、平年並みの価格になると予想されています。