
loops7 via Getty Images
吹雪や降雪時に視界が白一色になり、方向感覚がなくなって自分の位置がわからなくなる「ホワイトアウト」。
雪国での運転や登山で遭遇すると、事故や遭難のリスクが飛躍的に高まるとされています。
そんな怖い現象を撮影したと、富山県警察山岳警備隊が11月22日、公式Xアカウント(@toyama_sangaku)で報告しました。
映像は初めて見た。これは怖い
山岳警備隊はXに、「【ホワイトアウト】 動画は、11月21日午後3時ころ、室堂ターミナルから約100m離れた場所で360°撮影したものです」と投稿しました。
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添付された動画を見ると、一面真っ白のため、どこに立っているのか、どこを向かいているのか、全くわかりません。
自分が運転や登山などでホワイトアウトに遭遇したと思うと、パニックに陥りそうです。
山岳警備隊は続けて、「降雪と強風による飛雪により視界は約10m、地面の凹凸や斜度も分からなくなります。11月の室堂は気象状況によりこれより悪くなることもありますので天候の推移に注意しましょう」と呼びかけました。
この投稿には、「ホワイトアウト‥話には聞いた事有るけど、映像は初めて見た。これは怖いね」「11月の北アルプスはこわい」「ぎゃあ」といった声が寄せられています。
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山岳警備隊は冬山で救助や訓練を行う際、ホワイトアウト対策として、竹棒に赤布をつけた目印旗を自作して携行しているそうです。