大型の台風10号は、8月15日ごろに西日本に接近し、上陸する可能性も出ている。
気象庁の発表によると、東日本と西日本の太平洋側や沖縄地方では、12日夜から、うねりをともなった大しけとなる見込み。14日以降は、東日本と西日本の太平洋側ではさらに風が強まり、波も高くなるという。
また、大雨も予想されている。
東日本と西日本の太平洋側では12日午後から台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、台風が接近する前から大雨となるおそれがあるという。
Advertisement
台風の接近にともなって15日ごろにかけて台風本体や周辺の発達した雨雲が流れ込むため、西日本中心に雨量はさらに多くなる見込みだとしている。
気象庁は高波、強風、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒するように呼びかけている。
■花火大会への影響も
台風10号の影響により、花火大会への影響が出始めている。
8月15日に予定されていた広島県福山市の「あしだ川花火大会」は、台風10号の接近にともない、中止を決めた。順延もない。
Advertisement
三重県熊野市の「熊野大花火大会」は、台風接近による高波のため、開催日を8月17日から8月26日に延期した。