「今年から義理チョコ廃止しました!」 指原莉乃さんが宣言 バレンタインデーにも変化が?

「男女問わずみんな楽だからです!」率直な意見が素敵です👍
指原莉乃さん
指原莉乃さん
時事通信社

2月14日は、大切な人にプレゼントを渡す「バレンタインデー」です。Twitterでは、「チョコレートを作った!」という素敵な報告が相次いでいます。

本命チョコ、義理チョコ、友チョコ...。チョコレートを贈る目的はさまざまですが、「義理チョコ」文化に変化の兆しが見えているかもしれません。

「義理にお返しとかめんどくさいと思う」

タレントの指原莉乃さんは14日朝、ツイートを更新。「今年から義理チョコ廃止しました!」と宣言しました。

「もらった方も申し訳ないだろうし、義理にお返しとかめんどくさいと思うし」「男女問わずみんな楽だからです!」とその理由を語った指原さん。ツイートには、共感の声が相次ぎました。

今年から義理チョコ廃止しました!もらった方も申し訳ないだろうし、義理にお返しとかめんどくさいと思うし、差し入れするようなチョコって意外と高いからです!男女問わずみんな楽だからです!そして義理チョコを渡すことで得られる評価ってなんか嫌だからです!よろしくお願いいたします!!!

— 指原 莉乃 (@345__chan) February 13, 2020

でもいただいた義理チョコはめちゃくちゃありがたくいただきます!バレンタインサイコォ🍫

手作りのものも高級なものも大好き

— 指原 莉乃 (@345__chan) February 13, 2020

ゴディバの「義理チョコやめよう」話題に

クラスメイトや職場の同僚など...「義理チョコ」を毎年用意している、という女性たちは多いのではないでしょうか。

しかし、2018年のバレンタインデーに、その文化に疑問符をつける新聞広告が話題になりました。高級チョコレート専門店のGODIVA(ゴディバ)が、「日本は、義理チョコをやめよう。」と呼びかけたのです。

日経新聞に掲載されたGODIVAの意見広告
日経新聞に掲載されたGODIVAの意見広告
ゴディバ ジャパン

話題を集めた広告には、メッセージ性の強い言葉が並びます。

バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいます。
その日が休日だと、内心ホッとするという女性がいます。
なぜなら、義理チョコを誰にあげるかを考えたり、準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから、というのです。
気を使う。お金も使う。でも自分からはやめづらい。
それが毎年もどかしい、というのです。

 

それはこの国の女性たちをずっと見てきた私たちゴディバも、肌で感じてきたこと。
もちろん本命はあっていいけど、義理チョコはなくてもいい。
いや、この時代、ないほうがいい。そう思うに至ったのです。
そもそもバレンタインは、純粋に気持ちを伝える日。
社内の人間関係を調整する日ではない。
だから男性のみなさんから、とりわけそれぞれの会社のトップから、彼女たちにまずひと言、言ってあげてください。「義理チョコ、ムリしないで」と。

 

気持ちを伝える歓びを、もっと多くの人に楽しんでほしいから。
そしてバレンタインデーを、もっと好きになってほしいから。
愛してる。好きです。本当にありがとう。
そんな儀礼ではない、心からの感情だけを、これからも大切にしたい私たちです。

広告を手がけたクリエイティブディレクターは、ハフポスト日本版の取材に対し、「日本の会社の中にある様々な抑圧への問題提起でもあった。だからこの広告は、チョコレートを贈る女性ではなく、チョコレートを贈られる男性に呼びかける形にした」と制作背景を語っていました。

広告には賛否両論の意見が寄せられましたが、「毎年義理チョコを贈るのが大変だった」という働く女性から、共感の声がたくさん集まりました。

「女性から男性にチョコレート」だけがすべてじゃない

これまでの日本では、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈り、ホワイトデーでお返しをもらうのが通例でした。

しかし、そもそも、すべての国がそうではありません

たとえば、アメリカのバレンタイデー。プレゼントはチョコなどのスイーツをはじめ、花束やカードが一般的。そして、「女性から男性」だけではなく、恋人の職場に花束を贈る男性も少なくありません。家族や友達など、愛する人や感謝する人たちにプレゼントを渡したり、交換したりします。

デンマークでは、赤いバラの代わりにスノードロップの花を贈り合うのが一般的だそうです。

日本でも、友人にチョコレートを贈り合う「友チョコ」文化が浸透してきています。ハースト婦人画報社の調査によると、「自分」にプレゼントを買う、という人も増えてきているそうです。

これまでの、「女性から男性にチョコレートを贈る」という風習は変わりつつあるかもしれません。

思い思いの過ごし方で、素敵なバレンタインデーを過ごしたいですね🌹

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