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日本でも人気が高いフィンランド生まれの「ムーミン」。2015年のオープンを目指し、日本国内にムーミンのテーマパークが建設されることが明らかになった。
「人には運命を踏んで立つ力があるものだ」。自らの子供時代をつづった随筆「みそっかす」でそう書いたのは、作家・幸田文(1904年〜1990年)だった。明治の文豪の父・幸田露伴を看取ったのちに40代で遅咲きの文壇デビュー、「流れる」や「おとうと」など珠玉の作品をあまた残した。どんな苦境にも曲がることなく、幼い頃からその身の内にあった種をゆっくり育み、すくっと立つ大樹のごとく生きた幸田文の人生に光をあてた展覧会が、東京・世田谷文学館で開かれている(12月8日まで)。