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40年あまりにわたって無実を訴える大崎事件。再審無罪を目指し闘ってきた原口アヤ子さんは6月に94歳に。4回目の再審請求が始まっているが、背水の陣で弁護団が臨む今回は、「文字を空間に起こす作業」で供述などの矛盾点を明らかにした。
堅牢な制度との戦いーー。鴨志田弁護士の心にはいつも、「あたいはやっちょらん」と40年あまり訴え続けている原口アヤ子さんがいる。毎日、落ちていく命の砂時計を見ながら「一日でも早く」と再審無罪をめざす。
20歳から29年間、自分がやってもいない殺人の罪で囚われの身だった桜井昌司さんの言葉には、コロナ禍を乗り切るためのヒントが詰まっている。
県警が宮田さんに対し、ほぼ連日長時間の執拗(しつよう)な取り調べを続けて自白させ、当時の証拠収集状況に合うように自白を誘導したことなども違法だとしている。
準強制わいせつ罪に問われた乳腺外科医の控訴審で、7月13日、東京高裁は医師に対して逆転有罪(懲役2年)の判決を出した。判決について被害者側弁護士が解説する。
女性は、老人ホームに入居する男性の胃ろうのカテーテルを抜いたとして傷害罪に問われ、無罪判決を受けていた。
判決後の記者会見で「何も反省しておらず、許せない」と失望をあらわにした。
勝又被告は取り調べ段階では殺害を認めていたが、公判では一貫して無罪を主張していた。
ぜひ、多くの人に観て、そして考えてほしい。
「娘たちを抱いたり、一緒に遊んだりすることができなかった。子どもの成長を見ることができなかった。残念で仕方がない」