真ん中の私たち
『彼岸花が咲く島』で芥川賞を受賞した李琴峰さん。「個人と社会はつながっていて、自分が感じている息苦しさの多くは社会や政治から与えられている」と語る李さんに、言語や国籍など「真ん中」に立つからこそ感じてきた違和感について聞いた。
実家の母が、「一人暮らしをしてみたい」と言い出した。還暦まであと数年に迫っていた。仲が悪いわけではないのだが、実家の5人家族全員がいまはバラバラに暮らしている━━。ライターの息子が母にインタビュー。これは、母親と家族の自立の話だ。
移住先として注目が高まる軽井沢。人口の「転入超過」の幅では全国926町村のトップにたつ。
東京オリンピックは「世界」にルーツを持つ日本代表が多数出場しているが、日本にルーツを持つ海外選手も実は多く存在する。その顔ぶれの一部を紹介しよう。
同法案をめぐっては、3月に名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなったことへの入管庁の対応に、野党が批判を強めていた。
「人権より政府の命令を優先することは、私たち自身の人権も否定していることになる」と訴えた。
この問題には、ふたつの論点があると思う。ひとつは「日本を『寿司の国』と表現することは差別なのか」。そして、もうひとつは「選手の出身地にわざわざ触れる必要があったのか」だ。
外国人の入国に際して例外となる「特段の事情」とはどんな場合なのか、入国管理を管轄する出入国在留管理庁に聞いた。
相次ぐ不法残留の発覚を受け、ウーバー側も在留資格のチェックを強化するなど対策に乗り出した。
在留外国人が全国で2番目に多い愛知県豊橋市の担当者は「通訳する家族や友人に知られたくないことは隠されてしまうのでは」と懸念する。