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この国のメディアは、第二次世界大戦中の自国の犯罪について、極めて頻繁に報道する。しかもこの種のニュースは、紙面上で優先的な扱いを受ける。
1月27日、いまのポーランドにあるアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所が解放されてから、70年を迎えた。ナチス・ドイツにより、110万人のユダヤ人が虐殺された彼の地を、BBCがドローンで捉えた。
1月27日、ソビエト軍がいまのポーランドにある、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所をドイツ軍から解放してから、70年を迎えた。人類の負の遺産として、未だその姿を留める収容所。入り口には「働けば自由になれる」とある。今の姿をモノクロ写真で追った。
第二次安倍政権の誕生以降、2013年からは嫌韓本、嫌中本ブームはもはや爆発的ともいうべき状況を呈している。
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の舞台となった独南部のダッハウ強制収容所跡で、ナチスのスローガンが書かれた金属製の表示板が、取り付けられた入場門の扉ごと何者かに盗まれた。
第二次大戦の集結から69年。ヨーロッパ戦線で、悲劇として伝えられるのが、ナチスドイツによるユダヤ人の迫害だ。その記憶を伝えるため、ポーランド外務省が、Flickrの公式アカウントで、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所の姿をモノクロ写真で伝えている。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ政権下で迫害を受けていたユダヤ人6000人に、亡命するためのビザを発給した外交官、故・杉原千畝氏。その際に救われたユダヤ人女性が、感謝を込めて日本人に託した自らの顔写真の身元が判明した。
集団的自衛権の行使容認をめぐって、安倍首相が憲法解釈の変更を示唆したことが議論を呼んでいます。これは憲法9条改正につながるきわめてやっかいな問題ですが、できるだけシンプルに考えてみましょう。
中尾知代著『日本人はなぜ謝りつづけるのか―日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ』(NHK出版、2008年)ひとことでいうと、かなり読みにくい本だ。文章が、ではなく、内容が。難しいことが書いてあるからではなく、なかなか受け入れにくい内容だから。ある意味、非常に感情を逆撫でされる本だといえる。
「河南商報と河南百度が共同で実施した「記憶に関する調査」の結果」を記事にしたものです。それによると、「33歳以下(1980年代以降生まれ)の若者に対する調査の結果、回答者の8割は、「南京大虐殺が発生した時期をはっきりと覚えていない」と答えた」としています。