shiria

G8サミットが、17日から北アイルランドで開催されている。特に、長引くシリア内戦に対する各国の対応と、不安定な世界経済が重要な議題として注目を浴びているようだ…
シリア・アサド政権がついに「レッドライン(絶対に越えてはならない一線)」を越えてしまったようだ。アメリカ政府は13日、アサド政権が反体制派に対して神経ガスなどの化学兵器を使用し、多数の死亡者が出たことを発表した…
シリア内戦が再び泥沼化している。ほんの1ヶ月ほど前は、アサド政権が窮地に追い込まれ、内戦終結の可能性に期待が寄せられていた。政権側を支援するロシアさえも米国と協力し、話し合いによる解決策を模索する国際会議の開催に合意していた。
 政府と反体制派の内戦が続くシリア。北部のアレッポは、東西貿易の要衝として栄えてきた世界最古の都市のひとつで、アレッポ城やスーク(市場)のある旧市街地はユネスコの世界遺産にも登録されている。メソポタミア文明の遺物などがコレクションされている国立博物館もアレッポにあり、世界的にも貴重な文化遺産が多数存在しているが、その多くが破壊され、今もなお危機にさらされている。戦火を逃れて来日した、アレッポの国立博物館館長、ユーセフ・カンジョ博士に取材、断片的な報道からは見えてこない、厳しいアレッポの人々と文化遺産の窮状を聞いた。