Facebookを使った自然災害時の寄付が簡単に

Facebookには既に、危機対応ページを伴った災害支援ハブがある。
TechCrunch Japan

Facebookの社会貢献チームは、災害時専用の寄付ボタンの運用を開始した。目的は、人びとが自然災害の影響を受けたコミュニティを、より簡単かつ安全に支援できるようにすることだ。

Facebookには既に、危機対応ページを伴った災害支援ハブがある。現在、危機対応ページをクリックすると、画面の上部に寄付オプションが表示される。Facebookは、危機寄付ボタンを通じて寄付されたものについては、何の手数料もかからないと言っている。

Facebookはこの活動を、災害時に救援活動を行なうことのできる地元の団体に、資金を集めて送る非営利団体GlobalGivingと提携して実現している。Facebookのセーフティチェック(安否確認)機能には6月にすでに募金者機能が統合されていたが、この機能は支払い処理、募金者の審査、セキュリティと詐欺の防止のために募金額の6.9%プラス30セントの手数料がかかっていた。

「災害発生後、被災地の人々は、回復して再建するための強力な支援が必要なことが多く、一方被害を受けていない人びとはできる手段でコミュニティを支援したいと考えています」と声明で語るのはFacebookの社会貢献プロダクトのマネージャーであるAsha Sharmaだ。「Facebookの目標は、人びとがコミュニティを支援したり、大切に思うコミュニティが危機から立ち直ることを支援することです」。

(翻訳:Sako)

(2017年11月13日「TechCrunch Japan」より転載)

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