南北の気温差が徐々に大きくなる時期。立冬の今日、北海道は暦通りの寒さで、平地で雪の所も。一方、沖縄は暑さが続く。石垣島で予想最高気温31度など、真夏日の所も。
北海道は広く「冬日」 昼間も厚手の上着やマフラーを
南北の気温の差が徐々に大きくなり、日本列島の長さを実感する時期。
ここ数日、北海道には冬の空気が居座っていて、特に今朝はグッと冷えました。
広い範囲で氷点下まで気温が下がり、「冬日」に。釧路など、平地も雪が舞いました。
日中も気温はほとんど上がりません。旭川で4度、札幌で6度など、5度前後の所が多く、冷たい雨や湿った雪の降ることもあるでしょう。降る量は少ないものの、明日朝にかけて、路面の凍結には注意が必要です。
沖縄は真夏日に
一方、沖縄は朝から暑いくらい。最低気温は、石垣島で26度1分など、熱帯夜の所も。
今日も、日中おおむね晴れて、気温上昇。最高気温は、石垣島で31度、宮古島で30度など、真夏日の所も。
(ちなみに、予想通り、石垣島で31度まで上がれば、統計の残る1896年以降で、11月としては最も高い記録に。)
寒気と暖気のぶつかりあい 九州から東北は雨
北の冷たい空気と南からの暖かく湿った空気がぶつかりあい、九州から東北では、雨雲が発達。
すでに広く雨が降っていて、今夜にかけても傘が手放せません。
特に、九州では昼頃まで、四国や近畿、東海では昼頃から雨脚が強まり、一時的に激しく降る所もある見込み。
各地、風もときおり強めに吹きます。大きめの傘やレインブーツが役に立ちそうです。
最高気温は
東北はきのうと同じか高めで、15度前後。
東京で17度、名古屋で18度など、関東や東海は、きのうに比べると低め。
北陸や近畿から九州は20度以上で、日差しはなくても、あまり寒くはなさそうです。
北と南で気温差大
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