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2015年01月06日 01時43分 JST | 更新 2015年03月06日 19時12分 JST

3つの幸せを噛みしめろ!

Tomwang112 via Getty Images

以前、何かの本で読んだが、死ぬ時にあたり、人生の後悔の最も多いパターンは、

「あの時●●しておけば良かった」

というものらしい。

やった悔いより、やらぬ悔いだ。

世の中では、「好きなことに挑戦した方がいい」、というポジティブ言説が溢れている。

私も、色々と挑戦する人生の方が楽しいと思う。

しかし、挑戦とは、自由に生きるとは、そんな簡単なものなのだろうか。

挑戦といっても、環境もとても大切だ。

実は、何か挑戦するにあたり、現在は大チャンスの時代だ。

その意味で、現在は3つの大変幸せな環境に恵まれている。

1)日本人という幸せ

日本に生まれた日本人だと、当然過ぎてわからないが、これは圧倒的有利だ。

日本人であるというだけで、世界の多くの地域と比較して、圧倒的に生活は豊かだ。

蛇口をひねったらきれいな水が出てくること。電気をつけたら電気が届くこと。停電しないこと。圧倒的に発達した公共交通機関があること。

そのインフラレベルは世界一だ。

パスポートを持ったら、ほぼどこの国にでも行ける。

日本人なら今や当たり前に感じるかもしれないが、他国に行くことが非常に難しい国はたくさんある。

現在円安とはいえ、通貨の価値も高い。日本から海外に行って、圧倒的に物価が高くて何も買えない、という状況はない。

治安だって、圧倒的にいい。

こんなに暮らしやすい国があるだろうか。

政治は3流と言われるが、皆の満足度が高いので、一般的に国民は政治に関心を持たないし、投票しない。

政治が自分の生き死に関わるならば、もっと一生懸命政治に関わるのは当然だ。

言論の自由など、一般的な権利や自由も充実している。

言いたいことが自由に言えない国は今もたくさんあるし、そのために命をかけている人もたくさんいる。

私達の世代は忘れがちだが、日本でもこうした権利や自由は、先祖が血を流した結果、もたらされたものだ。

もちろん問題はたくさんあるが、日本人であることは、圧倒的に有利なのだ。

2)現在という幸せ

今の時代に生まれたことも、圧倒的な幸せだ。

日本に生まれても、戦国時代に生まれたら、どうであろうか。

日本中で戦争をやっている中で、好きなこと、自分の道を追求するなんていう選択肢があっただろうか。

江戸時代に生まれたら、士農工商でその枠組みから、外れて生きることができただろうか。

女性もこういう時代に、自分なりのキャリアを求めて生きるということができただろうか。

失敗しても本当に切腹させられることはない。

日本・世界の歴史の中で、個人が色々な選択肢を持てる時代になったのは、本当に短い。

世界を飛び回る移動コストや時間、リスクだって、圧倒的に減った。

この時代に生まれてきたことは本当に幸せなことだ。

3)個の力で勝負ができる大変化時代の幸せ

そんな現在も大変化の時代だ。金融経済の変化が激しい。お金の動きが非常に早くて強い。

実際のお金以外の投機マネーが割合が高く、経済に大きな影響を与えている。

人口も世界では大爆発中だ。ここ200,300年の人口爆発も、有史以来初めての大爆発っぷりだ。

逆に日本では、圧倒的に人口減少と高齢化社会を迎える。人口も大変化中だ。

そしてインターネット。

世界はつながりやすくなり、そのコミュニケーションコストも劇的に下がった。

10年ちょっと前まで国際恋愛をするにしても、手紙と、かなり割高の国際電話だけだったなんて、今やとても信じられないだろう。

そのインターネットの本質は個人のエンパワーメントだ。

ツイッターなどで圧倒的な影響力を持つ「個人」が、たくさん誕生するようになった。

これほど「個」で活躍できる時代はない。

本などを書くのも、昔はビジネスマンでいえば、大企業の社長や世界的なコンサルタントなど、わかりやすい「抜群」な人ばかりだった。

それが今はどうか。若いサラリーマンでも、ベストセラー作家はたくさんいる。

むしろツイッターやブログで人気者であれば、本を書いても人気者という世界だ。

現在は大変化の時代だ。そして変化はチャンスだ。

最後に、こうした3つの幸せが居心地がいいのも事実だ。

適当に働いて、適当に頑張っていれば、それなりに幸せに暮らせる。

3つの幸せ過ぎる環境を噛みしめて、どう生きるかは結局私達次第なのだ。

アリヴェデルチッ!

(2015年1月4日「yubu23.com」より転載)