SNSを使うと「幸せホルモン」が上昇(動画)

上の動画は、「私たちを幸せにしてくるものは何か」という疑問を追求したものだ(「HuffPost Live」の元アンカーで、現在は「TakePart Live」のアンカーを務めるジェイコブ・ソボロフ氏が制作)。

上の動画は、「私たちを幸せにしてくるものは何か」という疑問を追求したものだ(「HuffPost Live」の元アンカーで、現在は「TakePart Live」のアンカーを務めるジェイコブ・ソボロフ氏が制作)。

われわれを最も幸せにしてくれるものは「他人との関係」なのだと、ソボロフ氏はこの動画の中で語っている。

冒頭では、刑務所から出所したばかりの人たちに、「服役中に最も楽しみに待っていたことは何か」と尋ねている。多くの場合その答えは、「親しい人たちと過ごす」というものだ。

さらにソボロフ氏は、幸せの感情をもたらす体内の化学反応について調べるために、ポール・ザック氏を訪ねた。ザック氏は、幸せや共感と経済の関係について研究している学者で、「TED」で講演したこともある(邦訳書もある。『経済は「競争」では繁栄しない――信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学』:ダイヤモンド社2013年刊)

ザック氏はソボロフ氏に、「ガンで亡くなった息子のそばを離れようとしない父親」を映した動画を見せた。その後、ソボロフ氏の血液を採取したところ、オキシトシンと呼ばれるホルモンのレベルが上昇していた。鎮痛や愛情、あるいは道徳にも関係するとされるホルモンだ。

ザック氏が以前に行った実験によれば、被験者の全員が、ソーシャルメディアの使用中にオキシトシンの急上昇を経験したという。友達とTwitterでやり取りしたり、好きな人たちの近況をFacebookで確認したりすると、人と実際に交流したときと同じような反応、つまり幸せな気分の高まりが起きるようなのだ。

「どうやら、私たちの脳は、Facebook上のあちこちで友達の写真を見ている場合と、すぐ目の前に友達がいる場合とを区別するようにはなっていないらしい」とザック氏は説明する。

ザック氏は最後に、私たちの最大の喜びは、周りにいる人たちと関わることから生まれるのだと結論づけている。「自分の幸せを最大にしたいと思うという意味で自己中心的な人間である場合、人と接し、ボランティアに行き、他の人たちを助け、関わりを持つべきなのだ」

[Mohini Kundu(English) 日本語版:佐藤卓、合原弘子/ガリレオ]

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

関連記事