外出時の災害に備えてる?警視庁の「防災ケース」に反響、21個の防災グッズを簡単に持ち運べる

外出時の災害に対する備えはできていますか?警視庁の防災ケースについて紹介します。
列をなしてJR渋谷駅前でタクシーを待つ人たち=2021年10月8日午前1時8分、東京都渋谷区
時事通信
列をなしてJR渋谷駅前でタクシーを待つ人たち=2021年10月8日午前1時8分、東京都渋谷区

いつどこで起きるかわからない災害。自宅に限らず、仕事や遊びで外にいる時に遭遇する可能性もあります。現金、常備薬、コンタクトレンズ、携行食……、こんなものを持っていればと後悔するかもしれません。

しかし、警視庁が紹介する「防災ケース」を持っていれば、いざという時に対処できるそうです。

防災グッズが21個も入る

警視庁災害対策課(@MPD_bousai)は12月26日、Xで次のように発信しました。

私は、外出先での「いざ」に備えるため、平たいプラスチックケースに携行食等を入れ、『防災ケース』として持ち歩いています

頑丈で、物の確認や出し入れもしやすく、収納もそれほど場所を取りません。100円ショップで売っている小物整理ケースやファイルケースでも作れますのでオススメです!

資料などを詰め込む平らなプラスチックケースを活用すると、「防災ケース」として利用できるそうです。

では、警視庁の職員はどのような防災グッズをプラスチックケースに入れているのでしょうか。写真を見ると、次のようなものが入っていました。

(1)携行食〈ようかんなど〉(2)圧縮タオル(3)ホイッスル(4)ばんそうこう(5)綿棒(6)常備薬(7)耳栓(8)コンタクトレンズ(9)歯ブラシ・歯磨き粉(10)ボールペン(11)エチケット袋(12)マスク(13)ゴム手袋(14)携帯ポンチョ(15)現金(16)ウェットティッシュ(17)付箋(18)テレホンカード(19)はし(20)シリコンコップ(21)ビニール袋

すごくたくさんの防災グッズが入りますね。プラスチックケースの大きさも縦25センチ、横は19センチ、厚さ2.8センチのため、リュックサックに余裕を持って入ります。

警視庁の投稿を見た人たちからは、「そろそろ準備しなければ」「通勤途中で被災したらと思うと…」「いざという時のために」といった声が上がっていました。

外出時に災害に遭遇した時、少しでも慌てないですむように、皆さんも防災ケースを用意してみてはいかがでしょうか。