ハフコレ編集部

日焼けしてしまった時のアフターケア方法は?おすすめ「美白商品」10選も紹介

うっかり日焼けしてしまった時、ケアしようといきなり美白化粧品を使っていませんか?実は、日焼け後の肌にむやみに刺激を与えるのは、かえって肌を痛めることもありご法度です。そこで、この記事では正しい日焼けのアフターケア方法とおすすめ商品を紹介します。頭皮や髪、唇など、部位別のケア方法も必見です。

この記事は2020年7月20日に掲載した記事です

外を歩いているだけでも日に焼ける季節。効果的なケアをしましょう。
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外を歩いているだけでも日に焼ける季節。効果的なケアをしましょう。

日焼けのアフターケアで大切なことは?

紫外線によるダメージを受けた肌は、敏感になっています。ふだん使っている化粧品は刺激が強く、使えないことも。日焼けすることが多い季節は、あらかじめアフターケア用品を備えておくことがおすすめです。また、アフターケアのタイミングや順番も気をつけたいポイントです。

72時間以内にケアする

日焼けが定着するまでには、約72時間かかると言われています。それ以上経つと、アフターケアの効果が薄れるので、72時間以内に適切にケアすることが必要です。

肌を冷やす→保湿→美白の順番でケア

日焼けした肌は、いわば軽度の火傷と同じ状態。火照って熱を帯びているのは炎症をおこしているからです。そんな時は、肌をクールダウンさせることが先決。氷水で冷やしたり、肌をクールダウンさせる化粧品を使ったりするといいでしょう。

「美白」と聞くと「肌を白くすること」をイメージする方も多いのではないでしょうか?「美白」の本来の意味は「肌の色を実際に白くするのではなく、主にシミやムラなどの悩みに対応する」ことを指します。

肌の色は遺伝的なメラニンの量により決まるため、基本的に変わることはありません。そのため、生まれ持った「本来の肌色」の透明感や美しさを最大限に引き出す製品が「美白製品」と一般的に呼ばれています。

日焼けのアフターケアには、どんなアイテムを使うのがいい?

今回は、日焼け直後のクールダウンに使える化粧水から、日焼け後のデリケートな肌をいたわるもの、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐものなど、日焼けケアの段階別におすすめのアイテムをご紹介します。

1.紫外線に当たった直後は、ミストで火照りを沈静化

日焼けをしたと思ったら、火傷の手当てと同じように肌を冷やすことが必要です。便利なミストで、素早くクールダウンさせましょう。

南フランスの温泉水で肌の鎮静を

南フランスのアベンヌ村で採取した温泉水をボトリングした、大ベストセラー化粧水。

長年肌によいとされていましたが、近年、ミネラルに加え、ペプチド、アミノ酸などの複合物が含まれていることが判明。消炎・鎮静効果や皮膚の抵抗力を高めることが期待できるそう。

源泉から無菌状態で直接ボトリングされており、防腐剤や香料は一切なし。細かい霧をシューッと吹きかければ、火照った肌をやさしくクールダウンしてくれます。

また、鼻や肩などの火照りが強いときは、ティッシュにたっぷり含ませてからその部位にオン。途中でさらにスプレーすればしっかり冷却することができます。

無印良品でコスパよくケア

無印良品の敏感肌用化粧水シリーズは、岩手県釜石の天然水をベースに、肌保護成分のスベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、保湿成分の高いリピジュアRを配合。

日焼けした肌にたっぷり使える、コスパに優れたアイテムです。

別売りのスプレーヘッドを装着して冷蔵庫で冷やしておけば、日焼け後の肌にひんやり気持ちよく使うことができます。

アルコールフリーで無香料なので、子どもからお年寄りまで、家族みんなで使えるのもうれしいポイント。

天然精油のクールな感触が気持ちいい!

楽天市場アフターサンケア部門で上位にランクインしている、リフレッシュボディー用ミスト。

冷却作用のあるハッカやスペアミントなど、5つの精油を独自のバランスで調合したスプレーは清涼感たっぷり。

シュッとひと吹きすると、日焼けした肌がスーッと落ち着いていくのを感じられます。

またこちらは日焼けした肌だけでなく、出かける前にスプレーすることで暑さ対策にも◎。1歳以上の子どもにも使用可能ですが、顔には使えないのでご注意を。

2.日焼けした日の夜からは、ジェルでやさしく保湿

日焼けした肌は、乾燥して脱水状態になっています。肌をクールダウンした後は、しっかりと保湿ケアをして水分を取り戻して。日焼けケア専用、または低刺激のジェルがおすすめです。日焼け後の肌は敏感になっているので、なるべく刺激を与えないよう、ジェルをやさしく肌になじませましょう。肌を刺激するようなパッティングはNGです。

楽天ランキング1位、人気のジェル美容液

楽天市場アフターサンケアランキングで、1位を獲得したこともある人気のジェル美容液です。

色素沈着が起こる仕組みに着目し、抗炎症、ターンオーバー促進など、日焼けした肌のケアが期待できるのが特長です。

ジェルのひんやりした感触とユーカリの香りが日焼けした肌に心地よく、「塗ったあともベタつかずに、サラッと馴染むのが心地よい」との声も多いアイテムです。

ベスコス殿堂入り「ハトムギ」シリーズの美容液

高コスパで、全世代から支持を集めるナチュリエの「ハトムギ」シリーズ。

こちらのハトムギ保湿ジェルは、コスメのクチコミサイトで殿堂入りを果たすほど人気の品。

古来より美容に良いとされてきたハトムギエキスは、日焼けでダメージを受けた肌にもぴったり。肌にのせると液状に変化するジェルが、表面に水の膜を形成。水分が蒸発しやすい日焼け後の肌にうるおいを保ってくれます。

無香料、無着色、アルコールフリーなので、様々な肌タイプの人が使いやすいアイテムです。

オールインワン化粧品のパイオニアが放つ、夏限定アイテム

1995年に誕生した「ドクターシーラボ」は、オールインワンゲルコスメのパイオニア。

こちらは毎年夏にリリースされる、アロエ配合の限定ジェル。

今年はアロエ成分が85.2%とさらに高配合になっただけでなく、ナノ化したカプセルにアロエオイルを閉じ込めており、そのパワーを存分に享受できそうです。

ベタつかないみずみずしい使用感で、セージやコリアンダーなど夏向きの香り。日焼け後のケアはもちろん、男性のひげ剃りケアにもぴったりなアイテムです。

注目成分を配合したハイコスパ美容エッセンス

薬用美白スキンケアシリーズ「モイスチュアマイルドホワイト」のエッセンスローション。これ1つで化粧水・乳液・美容液の3役をこなすマルチアイテムです。

注目したいのは、美白有効成分として「ナイアシンアミド」が配合されていること。この成分は近年、美白だけでなくシワ改善効果があることも認められたそう。

テクスチャーはゆるいジェル状で、日焼け後の肌にも摩擦なくスルッとのびよく浸透。日焼けによるシミだけでなく、シワへの効果も期待もできそうです。

3.日焼けの翌日からは、フェイスマスクで徹底ケア

クールダウン、保湿をして肌が落ち着いてきたら、いよいよ美白ケア。美白に有効な成分として有名なのは「トラネキサム酸」やビタミンC、ヒアルロン酸。これらが配合されたフェイスマスクで、シミやソバカスを予防しましょう。美白ケアは効果が出るまでに時間がかかることもあります。一か月程度は使い続けて様子を見ましょう。

しみ専門ブランドのマスクで即日ケア!

シミケアに特化した「トランシーノ」は、スキンケアだけでなく内からのケアも提案する総合ブランド。薬用スキンケアシリーズには美白有効成分「トラネキサム酸」を配合しているのが特長です。

こちらのマスクは美白有効成分「トラネキサム酸」に加え、炎症のブロックが期待できる「グリチルリチン酸2K」を配合。

日焼け後に使うことで、シミの予防ができそうです。

無添加マスクで透明肌を取り戻す

無添加スキンケアでおなじみ、ファンケルのホワイトニングラインは、美白有効成分として「アクティブビタミンC」を配合。壊れやすいビタミンCを安定して肌に届けることで、美白効果が期待されるシリーズです。

シートマスクは美容液1本分の成分をたっぷり染み込ませた贅沢な1枚。顔全体をカバーしてくれる大きなシートがピタッと密着してケアしてくれます。

6枚入りセットなので、日焼け後に集中して使うのにもぴったりです。

韓国エシカルブランドのマスクに注目!

品質はもとより、エシカルなものづくりの姿勢からも人気を集める、韓国発のボタニカルスキンケアブランド「FEMMUE(ファミュ)」。

透明感とキメのお悩みに応えるマスク「ドリームグロウマスク RR」は、紫外線を浴びた肌のケアに適したアイテムです。

美白有効成分にも認められた「ナイアシンアミド」ほかヒアルロン酸を配合。日焼けした肌に、うるおいを与えてくれそうです。

部位別の日焼けケア

日焼けは、肌だけに起こるのではありません。頭皮、髪、唇なども日焼けをするのできちんとケアをしたいところ。ここでは、部位別のケアの方法をご紹介します。

頭皮・髪の毛はいつもよりやさしくケア

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日焼けに関して、意外と盲点なのが頭皮や髪の毛。太陽から一番近いので、紫外線を浴びる量も多そうです。日焼け後の髪はダメージを受けて、パサついたり枝毛や切れ毛の原因になったりもするので、普段よりていねいなお手入れが必要です。

日焼けをしてしまったら、いつもより低刺激のシャンプーを使い、ぬるま湯でやさしく泡立てるのがおすすめ。頭皮をゴシゴシこするのは厳禁です。シャンプー後は、頭皮専用の美容液などでケアするのが効果的です。

唇の日焼けケアはスピード勝負

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唇も気づかないうちに日焼けをしやすい部位です。むしろ唇は他の部位とくらべて皮膚が薄く、紫外線の影響を受けやすいのです。

唇が日焼けすると、皮が剥けたり赤くはれたりするので、他の日焼けケアと同じく冷やしてあげることが必要です。直接水で冷やすとデリケートな唇には刺激が強すぎるので、保冷剤をタオルでくるむなどして冷やしてください。その後、リップクリームなどで保湿をするとよいでしょう。唇のターンオーバー周期は3〜4日と皮膚(28日)よりも早いので、すぐにケアをすれば早く治ります。

顔の日焼けケアは低刺激を意識して

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一番気になる顔の日焼けケア。顔の皮膚も、手足などに比べて薄くデリケートなため、低刺激のアイテムを使うことを意識してください。洗顔をする時は、いつもより低刺激の洗顔料を使いたっぷりの泡でやさしく洗うことをおすすめします。基礎化粧品なども、日焼けが落ち着くまで低刺激のものを使うといいでしょう。

まとめ

日焼け止めなどの対策をしていても、完全には避けられない日焼け。アフターケアをしっかりして、肌の調子を整えてくださいね。

※掲載している商品がすべての人に合うとは限りません。刺激を感じた場合は使用を中止し、専門医の判断を仰いでください。
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