“暴君”トランプ氏がそれでも支持される理由  アメリカ大統領選にみる「分断社会のこれから」【11月5日夜9時生配信】

「日本に住むアメリカ人」のモーリー・ロバートソンさん、2000年以降5回の大統領選取材をしてきた長野智子さん、現地で取材中の朝日新聞社 金成隆一記者とともに考えます。

“Make America Great Again!”と力強く連呼して、「メキシコとの国境に壁を築く」などと訴えたトランプ大統領が誕生してから4年ーー。

「大統領になったら言動は変わるだろう」という一部の予測を裏切り、トランプ氏は女性蔑視や人種差別的な言動を繰り返してきました。

なぜ、それでもトランプ氏を支持する人は減らないのか。大統領選挙でトランプ氏が勝っても負けても「トランプ的な価値観」はアメリカに残り続けるのか。バイデン氏が勝利をおさめたとしても「前大統領トランプ」はTwitter上に残り続けて影響力を保つのか。

ドナルド・トランプ氏(2020年10月12日撮影)
ドナルド・トランプ氏(2020年10月12日撮影)
Joe Raedle via Getty Images

大統領選投票日直後の11月5日(木)夜9時(日本時間)からの「ハフライブ」では、トランプ氏を支持する人々の”心の中”について考えてみることによって、日本にとっても他人事ではない「分断社会のこれから」について話し合います。

トランプ氏が勝っても負けても、残り続けるかもしれない課題に、私たちはどう向き合うべきなのか。「#ハフライブ 」で皆さんのご意見もお待ちしています。

(時間になったら自動的にはじまります。視聴は無料です)

「日本に住むアメリカ人」モーリー・ロバートソンさんと

一緒に議論に参加するのは、タレントで国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさん。すでに「在外投票」で日本から1票を入れたそうです。

ニューヨークで生まれて、5歳までサンフランシスコなどで暮らし、5歳から中学生までは広島に。その後、日米を行ったり来たりしながら、57年の人生でアメリカに住む人たちの「考え方」を見つめ続けてきました。歴史も振り返ってもらいながら、いまのアメリカ人の「心の中」を読み解いてもらいます。

また、前回・2016年の選挙を含めて、これまで5回の大統領選挙を取材してきた長野智子・ハフポスト日本版編集主幹も議論に参加。オハイオ、ミシガンをはじめ、スイング・ステート(激戦州)を取材してきました。前回も「世間のヒラリー確実の空気とスイング・ステートの温度差を痛感した」と言います。政治とメディアの健全な関係について、報道キャスターの立場でも問題提起していきます。

現地との生中継。アメリカ人の「心の中」「生の声」は…?

また、番組では朝日新聞機動特派員の金成隆一記者と中継をつなぎます。金成記者は、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」とされるオハイオ州トランブル郡ウォーレンにアパートを借り、住み込みながら取材をおこないました。一帯の貧困率35%、薬物依存の犠牲者も少なくないという地域。「もう一つのアメリカ」の生の声を紹介しつつ、今回の大統領選挙を分析してもらいます。

ハフライブ「"暴君"トランプ氏がそれでも支持される理由
ハフライブ「"暴君"トランプ氏がそれでも支持される理由
ハフポスト日本版

番組は11月5日(木)夜9時から、ハフポスト日本版のTwitter・Youtubeで生配信します。

番組はこちらから=>

(時間になったら自動的に番組がはじまります。視聴は無料です)

「#ハフライブ」で、皆さんのご意見や番組出演者への疑問・質問をお待ちしています。

出演者:

モーリー・ロバートソンさん(タレント・ミュージシャン、国際ジャーナリスト)

金成隆一さん(朝日新聞機動特派員)

長野智子(ハフポスト日本版編集主幹)

番組パーソナリティー:

辻愛沙子さん(クリエイティブディレクター)

竹下隆一郎(ハフポスト日本版編集長)

注目記事