2021年10月27日 18時01分 JST | 更新 2021年11月05日 11時57分 JST

レノボが「Kind City」構想を発表。クラウドソーシングとAIを用いて「都市のあるべき姿」を共創します。

多様性の時代に必要な他者への理解と共感を呼び起こし、優しさに根ざした未来を共創。様々な分野の世界的な専門家やリーダーが賛同し、日本からは教育起業家の平原 依文氏が参加します。

Lenovo Japan
※本リリースは米国時間2021年10月27日にレノボ本社が発表した英語リリースの抄訳です。

レノボ・ジャパン合同会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 デビット・ベネット、以下 レノボ)は本日、都市環境を改善し、優しさの上に成り立つ未来都市の普遍的ビジョンとして、「Kind City」プロジェクトを発表しました。

本プロジェクトでは、クラウドソーシングの手法を用いて世界中の人々から「優しさの上に成り立つ未来都市」のあるべき姿についての提言・意見を募集しています。共感的でインクルシーブなコミュニティとはどういう姿であるべきか、何を優先するかなど、広く意見を募ります。レノボのマイクロサイト「KindCity.com」から、「The future of the Kind City will…(Kind Cityの未来とは...)」の提言にご記入いただくだけで参加できます(日本語可)。

集まった意見はAIによって10の理念に整理され、後日世界各国で提言されます。

本プロジェクトは、レノボの理念である「Smarter Technology for All」(あらゆる人にテクノロジーの恩恵を届ける)の考えのもと、社会の中で多様な他者を理解する共感を呼び起こし、インクルーシブ(包摂的)なコミュニティ作りを強く推し進め、人々の孤立感が高まる社会で優しさを取り戻すことを目指しています。

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レノボのKind Cityはクラウドソーシングによる大規模な公開調査で、世界各国の人々の意見を集めることで、「優しさの上に成り立つ未来都市」のあるべき姿を共創します。本プロジェクトのためにレノボが事前におこなった国際調査で得られたインサイトや、都市居住者と世界の優秀な専門家によるインタラクティブなポッドキャストも提供し、より共感できる未来を目指します。 

レノボの産業向けソリューション担当プレジデントであるJohn Gordonは、次のように述べています。「今回のKind Cityプロジェクトは、より優しく、より良い未来を描くためのビジョンになると考えています。テクノロジーは、より優しく、包摂的で公平な未来を実現できるものです。都市においては、さまざまな社会経済的・文化的な背景を持つすべての人々に対し、デバイスとソリューションの両方でテクノロジーの恩恵をあらゆる人にお届けできるようになることを意味しています。」

「Kind Council」の創設

レノボは今回、Kind Cityプロジェクトの舵取り役として、世界的な思想家や各分野の専門家を集めた「Kind Council」を創設します。カウンシルには、英国系アメリカ人のファッションデザイナーで慈善家のタン・フランス氏、発明家としてTIME誌の2020年「キッド・オブ・ザ・イヤー」に選出されたギタンジャリ・ラオ氏、ブラジル人ラッパーのエミシーダ氏、英国人ロボット科学者のピーター・スコット=モーガン博士、ドイツ人の未来学者のウーナ・ストラザーン氏、日本人で教育起業家の平原 依文氏など、世界的に有名なビジョナリーが名を連ねています。

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平原 依文(ひらはら いぶん)氏 / 平原氏は、世界中の人々をつなぐことが力になるという信念をもつ教育者であり社会的リーダーです。「地球を1つの学校にする」をミッションに掲げ、次世代の若いリーダーを育てることを目的とした会社World Roadを設立。3年前からOne Young Worldのアンバサダーを務めており、他のリーダーたちとともに、大きなリーダーシップを発揮して、より良い世界を作るために力を合わせています。 平原氏は、Kind Councilのチーフ・インクルージョン・オフィサーを務めています

各カウンシルメンバーは、対話型のポッドキャストを活用し、インクルージョン、信頼、持続可能性、夢、機会など、Kind Cityの実現に必要な事項について語っています。

この革新的なポッドキャストでは、世間ではあまり知られていなくても、未来を語る上で欠かせない説得力のある会話や驚くべきストーリーを紹介しています。リスナーは、米国の多世代の生活から中国の気候変動、ブラジル貧困街のテックハブ、英国の夢の研究から日本の感謝経済まで、さまざまなトピックを楽しむことができます。

洞察に富んだインタラクティブなポッドキャストを通じ、リスナーはディスカッションの一員となり、自らの関心トピックに合わせてパーソナライズされた音声プログラムを聞くことができます。米国、ドイツ、日本、ブラジルなど、世界中から20以上のストーリー、ディスカッション、インタビューが収録されました。 

最新の大規模調査では、「優しさの格差」が明らかに

Kind Cityプロジェクトに先立って、レノボは都市居住者の生活や現在の都市での生活の質に対する視点を深く掘り下げた調査を実施しています。これは、ブラジル、ドイツ、日本、英国、米国の5か国の都市居住者5,000人以上を対象に実施した調査で、その調査結果から、コロナ禍の都市生活のあり方を見直す必要性が高まっていることが明らかになりました。また、調査結果から見えてくることは、従来の企業・政府は思いやりや優しさを優先しておらず、近隣住民や地域コミュニティレベルにその役割をゆだねているという現状です。

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調査によって、大きな「優しさの格差」が世界中の各都市に存在していることが判明しています。全回答者の97%は、地域社会での優しさや共感は重要と考えているものの、現在の都市が、生活・仕事をする上で優しい場所だと感じている割合は、わずか37%でした。 

また、回答者は自らの居住地の生活の質について、比較的肯定的な印象を持っている一方で、都市での優しさの向上がこれまで以上に幸福なライフスタイルをもたらすであろう、多くの具体的なメリット(精神的・肉体的な健康状態の向上、社会的包摂や郷土愛の感情、楽しみや柔軟性の向上など)の間には、明確な関連性を見出していました。上記の課題の解決については、以下の通り大きな改善の機会が存在します。 

⚫︎ 多くの回答者(55%)は、都市での生活の質は、改善されていない、あるいは横ばいと考えています。世界中の都市では、大多数の人々が、一般的な生活・労働条件に関して、改善の余地があると答えています。

⚫︎ 都市居住者は、自分たちの代表である行政が、都市の意思決定に関して優しさをどれほど考慮しているかを疑問視しています。地域の政策立案者が、その都市の優しさや共感を強く考慮していると考える割合は、5分の1を下回ります(17%)。

⚫︎ 大半の居住者(83%)は、その都市で優しさを促進・活用する上で、テクノロジーが重要な解決策になると考えており、特にブラジルではこうした傾向が最も顕著に見られました(88%)。

民間セクターにとって、優しさの格差が意味するのは、より大きな優しさと共感の実現に向けた機会です。より公平な未来に向けた取り組みは、ますます急務となっており、私たちはこれを実現するために、テクノロジーの力を活用できます。

Kind Cityに皆様の提言をお寄せください

本プロジェクトでは、主要都市に住むあらゆる人々からの、「優しさの上に成り立つ未来都市」のあるべき姿やそのビジョンについての提言・意見を募集しています。共感的でインクルシーブなコミュニティとはどういう姿であるべきか、何を優先するかなど、ご意見をお寄せください。レノボのマイクロサイト「KindCity.com」から、「The future of the Kind City will…(Kind Cityの未来とは...)」の提言にご記入いただくだけで参加できます。   

提言は2021年11月15日まで受け付けています。そのすべての回答は、AI(人工知能)を活用して10の理念にまとめられます。これらの理念は、さまざまな刺激的なインスタレーションや体験型の取り組みを通して、全世界に提言される予定です。           

<レノボ・ジャパン ホームページ>
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<レノボについて>
Lenovo(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、世界180の市場にサービスを提供し、Fortune Global 500に含まれる売上高600億米ドルの企業であり、スマートデバイス、インフラシステムなどにより最高のユーザーエクスペリエンスを提供し、Smarter technology for allを実現させるビジョンを持ちます。世界を変革するテクノロジーを提供することであらゆる場所のすべての人が信頼できるサステナブルなデジタル社会を創出するために、デバイス、インフラストラクチャ、ソリューション、サービス、ソフトウェアを提供します。
レノボの詳細については、www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。