1カ月間ノーメイクを決めた私の「メイクしたい」欲求を同僚(男性)にぶつけてみた

すっぴん日記 第26話

9月26日 火曜日  天気:晴れ 肌:するっと

あと5日で「すっぴん月間」が終わる...。

長いようで短い9月だった。

メイクと自分の関係を知りたいと思って、すっぴんを思いたったのが8月。

9月1日から仕事もプライベートもすっぴんを決めた27歳。

そして、26日目にして、そろそろメイクしたいという欲求も頂点に達してきた。

今日は、なんとその欲求を同僚の濱田理央(通称:リオ様)にぶつけてみました。

メイクを一切したことない彼はどんな反応するのでしょうか。

Arisa Ido

早。短か。いいのかい笑。

ということで、当日、9月26日。

おはようございます。リオ様。

Kazuhiro Sekine

これが、すっぴんのリオ様

肌がきれいで羨ましい。広いおでこがコンプレックスだという。

メイクでどれだけ、変身できるのだろうか。

ノーメイクの私による、メイクセッション始まり!

① まずは、下地から

Kazuhiro Sekine

同僚の顔を触るという、わたし史上ありえない体験に手が震えそうだった。

② コンシーラー

Kazuhiro Sekine

肌がもともときれいだから、コンシーラーで隠すところはあまりない。目のクマもない。一番苦戦したのは、青ヒゲだった。なんであんなに厄介なんだ。塗っても塗ってもプツプツ出てくる。

③ パウダー

Kazuhiro Sekine

パウダーが全然意味ない!こんなに色が変わらないと思わなかった。

④ 眉毛整える

Kazuhiro Sekine

リオ様の欠点をあげるとしたら、ちょっと眉毛がボサッとなっていたこと。せっかくの凛々しい顔だから、眉毛も整えたい。眉毛は人の印象をガラリと変えるから、緊張の瞬間。

⑤ 眉毛描く

Kazuhiro Sekine

この辺りから、二人の表情は一気に真剣モードに。まるでパリコレに向かうくらいの気持ち。リオ様、目指せパリだ。

⑥リップ

Kazuhiro Sekine

血色のない唇だったので、あえて赤ピンクの混じったリップクリームで仕上げを。

途中で、ちょっとピンクすぎたかも...って思ったけど、前に進みました(内緒)。

完成!!!

Kazuhiro Sekine

おおおお!かっこいい!このしっかりとした眉とぷるんとしたリップの絶妙なコンビネーション。達成感でいっぱいになった。

Kazuhiro Sekine

仕事に向かうリオ様

Kazuhiro Sekine
Kazuhiro Sekine

感想

「男性にももっと気軽にメイクしてほしい」って常日頃思っている私。お化粧をしたことがないリオ様の導入編として実施。でも、どんなに周りの人に気付かれない「ナチュラルメイク」をしても、彼はずっと恥ずかしそうにしていて、メイクに慣れていない人にとって「気軽にメイク」って思ったよりハードルが高いということに気づいた。

「化粧は女性のもの」ってずっと思っていた人が、いきなりメイクするのはきっと「性別を気軽に変えてみない?」って言われているようなものなのかもしれない。

でも、今ある「常識」を変えていくのは一人一人の行動や価値観。リオ様の1日メイクは、あらゆるメイクの「常識(女性はメイクしなきゃいけない、男性はメイクするのはおかしいなど...)」を変えるのに、大きな一歩だったと信じたい。

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◇◇◇

ハフポスト日本版でエディターとして働く私(27歳)は、2017年9月いっぱいを「ノーメイク」で過ごしました。仕事も、プライベートも、あえてメイクを塗らないことで見えてきた世界を、1カ月間少しずつ書き留めていきました。これから平日朝7時ごろ、順次公開していきます。

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