「表現の不自由展」、厳戒態勢で再開。30人の枠に709人が並ぶ 現地の様子は?

展示室の前には警備員が3人並び、付近は物々しい雰囲気に包まれていた。
「表現の不自由展」の鑑賞券を求めて、709人が並んだ。
「表現の不自由展」の鑑賞券を求めて、709人が並んだ。
HuffPost Japan

10月8日、中止していた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展『表現の不自由展・その後』が約2カ月ぶりに再開し、30人の抽選枠を求めて709人が並んだ。倍率は23.6倍だった。

入場者は整理券による抽選方式で、1回の入場者は30人。再開初日となる8日は、14時10分の回(抽選は13時から)、16時20分の回(抽選は15時)の2回に分けて実施される。この日展示室に入れるのは60人と狭き門だ。

13時から始まる抽選を前に、会場では長蛇の列ができた。

当選者は入場前に、キュレーターによる事前教育プログラムを受ける。

また、展示室に入場する際には貴重品をのぞく手荷物を預け、金属探知機による身体検査も受けていた。展示室の中では、ガイドを聞きながらツアー形式で展示を観覧するという。

展示室の前には警備員が3人並び、付近は物々しい雰囲気に包まれていた。

会場の愛知芸術文化センターの外では、名古屋市の河村たかし市長が座り込みをし、『表現の不自由展・その後』再開に対して抗議活動を行なっていた

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