ジブリ作品の裏エピソードを徹底紹介。『ハウルの動く城』は木村拓哉さんのプロ意識 『となりのトトロ』は“謎の少女”

金曜ロードショーでジブリ作品が放送。1月6日は「ハウルの動く城」、13日は「思い出のマーニー」です。
ジブリ作品
ジブリ作品
スタジオジブリ

1月6日と13日の2週にわたって、金曜ロードショーでジブリ作品が放送されます。

6日は「ハウルの動く城」で、13日は「思い出のマーニー」。

たくさんの人に親しまれているジブリ作品は、作品ごとに裏設定やミステリー、秘話が数多く存在します。

6日放送の「ハウルの動く城」をはじめ、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」といった不朽の名作まで、6作品の裏エピソードなどを集めました。

◇ハウルの動く城◇

『ハウルの動く城』の一場面
『ハウルの動く城』の一場面
スタジオジブリ

『ハウルの動く城』、木村拓哉さんは「台本を持たずに...」ジブリ公式が明かした驚きの行動【トリビア集】

魔女の呪いで90歳の老婆に姿を変えられてしまった18歳のソフィーと、「動く城」に住む美しい魔法使いの青年・ハウルとの不思議な恋の物語です。

公開当時のパンフレットやこれまでの発信から、ハウル役・木村拓哉さんやソフィー役・倍賞千恵子さんらが起用された背景や、アフレコでの木村さんの驚くべき行動、キャラクターのモデルになった人物などについて紹介します。

鈴木敏夫プロデューサーは、ハウル役・木村さんのアフレコ時に印象的だったエピソードを問われ「台本を持たずにアフレコの現場にきて、最後まで演じきったことです」とTwitterで回答

2021年4月のこのツイートは大きな話題となり、12.8万件のいいねが寄せられ「かっこいい…」「さすが」など感嘆の声が集まりました。

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◇天空の城ラピュタ◇

ドーラ
ドーラ
スタジオジブリ

『天空の城ラピュタ』若い頃のドーラの姿がこれだ。5秒登場、シータに「そっくり!」の声も

炭坑で働く勇敢な少年・パズーが、空から落ちてきた少女・シータと出会い、空に浮かぶ伝説の島・ラピュタを探す大冒険に旅立つーというストーリーです。

飛行石やシータを狙うムスカ、空賊のドーラ一家など魅力的なキャラクターばかりで、印象に残るセリフやシーンも多いです。

その中でもひときわ強い印象を残すのが、女空賊のドーラ。

豪傑で息子たちが到底敵わない迫力を持つドーラは、シータのことを「あたしの若い頃にそっくりだよ」と言って息子たちを戸惑わせます。しかし、作中に出てくるドーラの「若い頃」を見てみると、そう簡単に否定できないのです。

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◇となりのトトロ◇

1988年劇場公開時の『となりのトトロ』のパンフレット。ポスターと同じく謎の少女が描かれている(安藤健二撮影)
1988年劇場公開時の『となりのトトロ』のパンフレット。ポスターと同じく謎の少女が描かれている(安藤健二撮影)
『となりのトトロ』のミステリー。トトロの隣にいる“謎の少女”の正体は?
何度見ても面白い国民的な人気作ですが、1988年の上映当時のポスターに、ある秘密が隠されていることをご存じでしょうか。誰もが知っている作品の、誰もが知っているとは限らないトリビアをお届けしましょう。
『となりのトトロ』のポスターに描かれているのは、「稲荷前」と書かれたバス停の前の様子です。葉っぱを頭に乗せたトトロの隣に、赤い傘を差した二つ結びの少女が立っています。
この少女は劇中に登場するメイともサツキとも、微妙に姿が違います。顔はメイに似ているが、頭身と年齢はもう少し高そうです。服装はオレンジ色の吊りスカートで、劇中でサツキが着ているものです。
この少女は、一体誰なのでしょう。
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◇魔女の宅急便◇

「魔女の宅急便」より、キキがニシンのパイを届けるシーン
「魔女の宅急便」より、キキがニシンのパイを届けるシーン
スタジオジブリ

『魔女の宅急便』のニシンパイ嫌がる女の子。大人になったら見方が変わる? 宮崎駿さんの考えが深かった。

1989年公開の言わずと知れた名作ですが、中でも印象的なのが、宅急便の仕事を始めた主人公のキキが、女の子にニシンのパイを届けるシーンです。
番組の公式Twitterでは、監督を務めた宮崎駿さんの考えを発信しました。
キキに仕事の依頼をした老婦人は、孫娘のパーティーのためにニシンのパイを作ろうとしますが、オーブンの調子が悪くて上手くいきません。キキは慣れた手つきで薪を使って焼くのを手伝い、焼きたてのニシンのパイを孫娘の元に届けます。
大雨にさらされ、濡れないように気遣いながら運ぶキキ。しかし玄関先で、孫娘は「おばあちゃんからまたニシンのパイが届いたの」と家の中に声をかけ、受取証にサインしながら「あたしこのパイきらいなのよね」とつっけんどんに一言。キキは傷ついたような表情を見せます。
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◇耳をすませば◇

『耳をすませば』の一場面
『耳をすませば』の一場面
スタジオジブリ
『耳をすませば』原作を読んだ宮崎駿さんは「ストーリーが違う」と怒り出した。いったいなぜ?
原作は「りぼん」で連載されていた柊あおいさん作の同名漫画ですが、実は宮崎さん、漫画を読んだときに「ストーリーが違う」と怒ったのだといいます。
宮崎さんはどのように原作に出会い、なぜ少女マンガを原作としたラブストーリーを描いたのか。映画公開時のパンフレットなどから振り返ります。
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◇紅の豚◇

ポルコ・ロッソ
ポルコ・ロッソ
スタジオジブリ

『紅の豚』の主人公の“名セリフ”に注目集まる。実はジブリでも「禁止」されている事は現実社会にも通じていた

スタジオジブリの不朽の名作アニメ『紅の豚』。これまで幾度となくテレビ放送されてきた本作で主人公のある言葉が話題となりました。
物語の舞台はイタリア・アドリア海。主人公で賞金稼ぎの豚ポルコ・ロッソと、彼を取り巻く3人の愛と友情を描いたこの作品には、名場面がいくつもあります。中でも、ポルコの「あるセリフ」にネット上で反響が寄せられました。
ジブリファンの方ならもう分かるかもしれませんが、いったいどのセリフだったのでしょうか。
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