【街頭に出よう!(2)】誰でもできる! 街頭演説の3点セット

街頭演説は現代においてもなお「最強の政治活動手段」だと私は思っています。

前回記事で「ネットからF2Fへ。デモから地元へ。落選運動から当選運動へ」と訴え「街頭演説のススメ」を行いましたが、今回は、実際に街頭演説に立つ際のノウハウを大公開します!

何より大事なことは、やり続けること!

政治家といえば街頭演説。

「街頭演説って、本当に効果あるの?」とおっしゃる方もいます。

街頭で演説しても、立ち止まって聞く人などまずいません。

一瞬で通りすぎてしまうのに、演説などして意味があるの...?

もっともな疑問だと思いますが、街頭演説は現代においてもなお「最強の政治活動手段」だと私は思っています。

前回も書きましたが、街頭演説は1回2回やっても効果はありません。

毎日毎日、雨の日も雪の日もやり続けることで「ああ、あの人は今日も立っているのか、がんばっているなぁ」と思われるようになり、こうなって初めて効果が出てくるものです。

地域特性によってはあまり効果がない地域もありますが、地域住民の乗降が一定程度以上ある駅があるならば、毎朝そこで街頭演説をやればかなりの効果が期待できます。

そして重要なことは、街頭演説は「誰でもできる」ということです。

別に政治家の特権ではありません。

許可や申請なども一切不要。

ある程度の投資は必要ですが、自分一人が「やろう」と決断すればやれることなのです。

本気で社会を変えたいと思っている方。

「街頭演説」に挑戦してはいかがでしょうか...?^^

今回は、街頭演説に最低限必要な3点セット、「トラメガ」「のぼり」「チラシ」についてご紹介していきます!

(なお、今回ご紹介するノウハウは「選挙活動」ではなく「政治活動」として行うことを前提としています。選挙期間ではないときに選挙活動としての街頭演説(個人名連呼、投票依頼など)を行ってしまうと「事前活動」に取られ、公職選挙法違反となってしまいますので、ご注意ください)

3点セットその1: 「トラメガ」は「ヘッドセット」と組み合わせて...!

それでは、具体的なノウハウをご紹介していきましょう!

まず、何はなくともこれがなければ始まらない。

トランジスタメガホン、略して「トラメガ」。拡声器ですね。

一番お金がかかるのがこれです。

このタイプで、ワイヤレスマイクなどをセットにしたら10万円は超えると思います。。。

もっと安いタイプのものや、腰にスピーカーを取り付けるタイプのものもありますが、こういったものは出力が弱く、騒音の多い街頭では、すぐ近くまで来ないと何を言っているのかわかりません。

プロの政治家をめざすならここは一番ケチってはいけないところですが、プロをめざさない方に無理は言えません^^

お財布と相談してご検討ください。

そして、私はいわゆる普通のマイクではなく「ヘッドセット」を使って両手を空け、チラシを配りながら演説するというスタイルを取っています。

こういうスタイルになるわけですね。

昔ながらのマイクを握る街頭演説だと、自分一人しかいないときにチラシを配ることができません。

少しでも興味を持ってくれた方をしっかり引きつけるためには、やっぱりチラシなどをお渡ししていかないと効果が半減します。

毎日手伝ってくれる人がいればいいですが、それはなかなか困難ですので、やはり自分でチラシを配りながらしゃべるスタイルがベストだというのが私の結論です。

大丈夫。毎日やってれば、できます^^

なので、トラメガと合わせて「通常のワイヤレスマイク」と「ワイヤレスヘッドセット」をセット購入するとベストですね!

3点セットその2: 「のぼり」にも細かいノウハウが...!

のぼりも必須ですね。

政治家はよく名前や政党ののぼりを掲げていますが、訴えたいキャッチフレーズでもいいでしょう。

こんなんもワタクシ、自分で作っております^^

のぼりを使うためには「のぼり本体」「のぼりポール」そしてのぼりを立てるための「注水台」が必要です。

のぼりはいま、ネットで安く作れます。たとえばこちら。

原稿をIllustratorかPhotoshopで自作し、ダイレクトプリントで注文すれば1枚1,000円以下で作れます。

のぼりポールはAmazonや楽天などのネット通販で簡単に手に入ります。

注水台は、あまりかさばるタイプだと持ち運びに苦労します。私が愛用しているのはこのタイプ。

個人的には「アッザム」と呼んでおります^^

「足」を格納することができるので、収納しやすいです。

そしてポイントは、中に「水」ではなく「庭石」を入れることです。

水を入れると持ち運びのときにあふれてしまいますが、庭石ならその心配はありません。

3点セットその3: 「チラシ」はセンスが問われる...!

チラシをどう作るか。

これは若い方々のほうが、センスがいい方が多いでしょう。

ただ、押さえるべきポイントもあります。

...まあ、チラシの出来自体は置いといてください^^

チラシはA4の場合、3つ折りにして配るのが一番扱いやすいので、3つ折りにしたときに表題などが見やすいように作るとよいですね。

また上記の写真では、プレス民主号外という民主党の機関紙に、私の区政レポートを挟み込んでいます。

こうした工夫もありますよということで^^

わーお。最低限の3点セットの解説だけで結構なボリュームになってしまいました。

次回も引き続き街頭演説のノウハウご紹介。

ここからが、本当に私独自のノウハウですぜ...!^^

中妻じょうた 板橋区議会議員

(2015/9/28 「中妻じょうた 公式ブログ」より引用)

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