hiranokeiichiro

時代設定は2040年代の近未来の日本。主人公の朔也は、「自由死」を望みながらも事故死した母親の「本心」を探ろうと、高度な技術を用いて母を「バーチャル」に再現し対話を試みる。「人間の心とは一体何なのか?」という問いを読み手に何度も突きつける作品だ。
「敢えて単純化すると、日本は褒めない文化、自慢しない美徳がある」と平野さん。褒められにくい私たちは、いかに自己肯定感を保つことができるのだろうか。
「カッコいい」とは何か、という問いについて、そろそろ本気で議論しなくてはならないのではないか。
ある賞でポテンシャルを見出されなかった、あるいは作品の良さが理解されなかった作品が、別の賞では可能性を見出されて評価されることは、文壇にとっては健全なこと。
整備費2520億円で建設されることが決まった新国立競技場の計画に、芥川賞作家の平野啓一郎さん(40)がTwitterで、疑問を呈した。