sawahiroaya

「ようこそ!」。にこやかにそういうと、男性はわたしと夫にすっと右手を差し出した。彼は半年前まで路上生活者だった男性だ。
幸福度が高く、ジェンダー平等がすでに確立しているかのように語られる国、デンマーク。内側から眺めてみると、かれらが一歩ずつ歩みを進める姿が見えてくる。
デンマークの伝統的な誕生日ケーキの名前を、あるベーカリーチェーンが新しくしたことから炎上した。しかし、私たちはもっと深刻な問題について学び、考えることを忘れてしまっているのかもしれない。
2022年2月からコロナ規制が全て撤廃されたデンマーク。どのようなデータにもとづいて規制撤廃に踏み切ったのか? コロナ禍での民主主義社会がどうやって危機に向き合ってきたのかを検証するHOPEプロジェクトとともに紹介します。
フェミニズムは、レイシズムとともにデンマーク社会で厳しい言葉が交わされる話題だ。SNSには強者が弱者を切り捨てるような意見が散見し、弱さをあらわにする人々を排除していくことも多い。それをわかっていながらも、作家が自分の弱さを言葉にした理由とは━━。
今回紹介する絵本は、子ども(と大人)が自分の感情に向き合うお話。デンマークでは、近年、子どもたちが感情について学ぶ機会が増えています。
性の多様性や親の離婚、依存症など、タブーなテーマはないといわれる北欧の絵本。その中から、家庭や学校などの集団生活の場で生きづらさを感じている子どもたちの困難を描いた3冊を紹介します。
デンマークの多くの人々が根強くこの問題に意見したり反発し続けることには正直少し驚いた。だがしばらく観察していると、これは単にクロップトップスの是非を問うているのではないこともわかってきたのだ。
「あんたたち、めちゃくちゃ眠いんだよ~、すんごい眠いんだよ~」。カオスな日常を自虐的に描いたリーネの作品が、デンマークの女性たちから支持を得ている。
子どもたちが今、何に関心があるかは大人にはわからないから。子どもたちの「読みたいテーマ」を重要視した本提供プロジェクト