日本vsドイツのティッシュ問題-夫はゲルマン人(8)

ドイツのティッシュは日本のように華奢でペラペラではなく頑丈です。一度鼻をかんだくらいで捨てるのは勿体無いほど頑丈なので、再利用が基本のようです。

こんにちは、または初めまして、とりあえずビールと申します。

ゲルマン人の夫との生活などについて書いております。現在は日本に住んでおります。

今回はドイツのティッシュをご紹介。

日本のように華奢でペラッペラではなく頑丈です。頼もしいです。(程度にもよりますが)一度鼻をかんだくらいで捨てるのは勿体無いほど丈夫なので再利用?できます。できます、というより再利用が基本のようです。ドイツでは鼻をかんだ使用済みティッシュをポケットにしまっても誰も驚きません。

こんな形。だいたいビニール袋で10枚入り。日本のように街頭で無料で配られてる姿は見たことはありませんでした。(薬局などでオマケとしてもらったりすることはあります)

日本のものは2枚重ねですがドイツのものは4枚くらい重なってます(ちなみにトイレットペーパーも3重、4重が主流でした)。一枚一枚は薄いけれど、軟らかくなく日本のものと比べると紙ナプキンのように少しハリがある感じ。

この頑丈なティッシュに慣れてる我が家のゲルマン人は勿論日本のペラペラティッシュでは物足りない。一枚で鼻かむと手が汚れる!と不満そう。あと、薄さのほかに日本のティッシュは表面が微妙に毛羽立ってるから余計にくしゃみが出るという理由で使いたがりません。確かにドイツのティッシュは表面がスムースです。

そしてこのドイツティッシュの素晴らしいところは、うっかり一緒に洗濯しても大丈夫!私も何度か経験があるのですが、バラバラにならないので他の洗濯物がティッシュまみれに~という惨事は免れました。

しかし私が初めてドイツに渡る前、ドイツティッシュは硬いから痛いし使いにくい!日本のティッシュを持参すべし!という話を何人かのドイツ在住の日本人がネットで発信していたので大量の日本ティッシュを持って行きました。日本のような薄いものも一応ありましたが高い(そして微妙に硬い気がする...)!日本ティッシュが底をつき、ドイツのやわらかティッシュは高価なので結局ドイツのスタンダード?ティッシュを使うようになったらすぐに慣れてしまいましたが、初めはあの硬さが気になる人は多いかもしれません。実際、ドイツ在住の日本の知人で日本の家族からティッシュを送ってもらってる人もいました。

逆にゲルマンさんはドイツから日本へ引っ越してくるとき、大量にドイツティッシュを持ってきました。でも立て続けに風邪をひき、すぐに品薄に...。さあどうしましょう。日本のティッシュでは満足できないし...でも鼻は容赦なく垂れてくるし...。そこでゲルマンさんのお眼鏡になかったのがキッチンペーパー。確かに台所以外でも活躍の場が多いですよね。我が家では日常的に鼻をかむ目的で使われております(ただし夫にのみ)。

そんな姿を赤ちゃんの頃から見ているうちの子(4歳)...。

ち、違うんだ...息子よ。あれはキッチンペーパーという名称なのだよ。鼻をかんでも良いけど、本来の目的ではないと思うんだ、お母ちゃんは...。

ちなみに私も息子も鼻をかむときは日本ティッシュです。息子は今のところ、どちらのティッシュでもこだわりはないようです。

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