21日は広い範囲で再び荒れ模様 熊本では17日の雨量より多くなる予想も

低気圧や前線付近を中心に、大気の状態が非常に不安定になります。落雷や突風、短い時間に降る強い雨に注意が必要で、非常に激しい雨が降る所もありそうです。

21日の予想天気図

今日20日は全国的に晴れますが、明日21日は低気圧が発達しながら本州付近を通過するため、太平洋側を中心に荒れ模様となりそうです。雨、風がどう強まるのか? 広く天気が荒れた17日日曜日の天気と比較してみましょう。

今日(20日)の天気

今日は、日本付近は移動性の高気圧に覆われるため、日中は全国的に晴れるでしょう。南風の影響で北日本や西日本を中心に気温が上がりそうです。北海道と東北北部は15度前後の予想です。

札幌は昨日より10度くらい高くなるでしょう。積雪の多い所は雪崩に注意して下さい。

関東から四国地方にかけては20度以上で快適ですが、九州と沖縄は25度くらいまで上がるでしょう。被災地の熊本の予想最高気温は25度で、汗ばむ陽気となりそうです。

体が疲れていると熱中症にかかりやすくなります。できるだけ水分補給をするなどして無理のないようにお過ごしください。

低気圧が発達しながら本州付近を通過

20日の夜に、中国大陸の華中に前線を伴った低気圧が発生する見込みです。

この低気圧は、発達しながら東シナ海を東進し、21日朝には九州北部に接近する予想です。その後、21日夜にかけて本州付近を東に進むでしょう。

この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州から関東、北陸にかけては雨が降るでしょう。

低気圧や前線付近を中心に、大気の状態が非常に不安定になります。落雷や突風、短い時間に降る強い雨に注意が必要で、非常に激しい雨が降る所もありそうです。

また、低気圧と高気圧の間の等圧線の間隔が狭くなるため、西日本から東日本の広い範囲で強風や高波にも注意が必要です。

荒れ模様だった17日の天気と比べると……

■熊本は

雨量は17日より多くなりそうです。

少しの雨でも土砂災害が起こりやすく、二次災害が起こる可能性もありますから注意が必要です。風の予想は平均値です。

瞬間的には平均値の1.5倍の風が吹くため、瞬間的には15メートルくらいの風が吹く恐れもあります。

■大分は

雨量は17日より多くなりますが、風は17日と同じくらいです。

■高知は

雨量は17日と同じくらいで、本降りとなるでしょう。風は17日より強まる可能性があります。

■大阪は

雨量は17日よりかなり多くなるでしょう。短い時間にザッと強く降ったり、大雨の恐れがあります。風は17日より弱い予想です。

■東京と金沢は

雨量は17日よりやや多い予想です。風は暴風による影響が大きかった17日よりは弱いでしょう。

17日より雨の量が少なく、風が弱い予想であっても、局地的には雨風ともに17日より強まる可能性があります。また、低気圧や前線通過時も雨や風が強まる恐れがあるため、気象情報には十分注意してください。

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安西浩子

気象予報士 ファスティングアドバイザー

2002年に気象予報士に転身。NHKラジオ「あさいちばん」を始め、文化放送、NST新潟総合テレビ、NHK水戸放送などで気象キャスターとして経験を積む。

子供の頃は喘息が酷く、台風が沖縄付近に近づくと発作が起きるので、母からは天気予報の人みたいと言われて育ちました。20代は花粉症に悩まされたり、病気の絶えない日々を送る中、食改善をし、様々な不調を克服。 

季節の野菜を食する日本食が、日本の激しい季節変化にも耐えうる元気な体を作ると身をもって体験!

そんな経験から、現在はファスティングアドバイザーとしても活動中。

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