敵チームのホームランボールをキャッチしたド軍ファン。その後の“珍プレー”が話題。「カメラだけに気づかれてたね」

大谷翔平選手とダルビッシュ有投手が対戦したドジャース対パドレスの試合で、観客の“珍プレー”がありました。【MLB注目ワンプレー】
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Stephen Dunn via Getty Images

大リーグは4月15日(日本時間)、各地で試合が行われた。

ドジャースタジアムで行われたドジャース対パドレスでは、大谷翔平選手とダルビッシュ有投手が対決。先発のダルビッシュ投手が大谷選手を3打数無安打に抑え込むなどし、6対3でパドレスが勝利した。

そんな白熱した試合の最中、スタンドではある“珍プレー”が。会場で珍プレーに気づいた人は少なかったようだが、カメラはとらえていたーー。

ハフポスト日本版が独自に選んだ「MLB注目ワンプレー」の一つとして紹介する。

スタンドで起きた“珍プレー”とは

0対0で迎えた4回無死走者なしの場面で、打席にはパドレス4番のマニー・マチャド選手。1ボール1ストライクからの3球目、アウトコースに投じられた球を強振すると、打球は大きく上がり、そのまま左中間のスタンドに飛び込んだ。

しかし、この打球が飛び込んだスタンドには、青いユニホームを着たドジャースファンたちが詰めかけていた。1人のドジャースファンは、ジャンプするようにして球をキャッチした後、そのホームランボールをグラウンドに投げ返してしまった。

敵チームのホームランボール。やはり、気分がいいものではないのだろうか……。と、思われたが、カメラがその瞬間をとらえていた。

そのドジャースファンは、キャッチしたマチャド選手のホームランボールを投げ返したのではなく、事前にポケットに入れていた別のボールをグラウンド投げ返していたのだ。

つまり、ホームランボールは“ちゃっかり”自分のものにしていた。

このファンは記者の取材に、「パドレスのホームランボールは投げ返さないとドジャースファンにブーイングされるから」「みんな分かってなかったけど、カメラだけに気づかれてたね」などと答えていた

私も野球ファン、敵チームのホームランボールでも欲しい気持ち、わかります。(相)

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