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8月15日、メディア各社が終戦のことを報じているが、「終戦記念日」といったり「終戦の日」といったり、各社の表現がまちまちだ。
日本の植民地支配からの解放記念日にあたる韓国の朴槿恵大統領は8月15日、ソウル市内で開かれた式典で演説した。日本に対しては、「一部政治家」の歴史認識が両国民の友好を妨げているとして、慰安婦問題の早期解決を求めた。
小泉進次郎・内閣府政務官が靖国神社に参拝した。
戦争が「悪」なのは、モノが無くなるからでも、生活が苦しくなるからでもない。それまでのしあわせを破壊しつくしてしまう、だからこそ戦争は「悪」なのだ。
「戦前」に興味が向いたのは、ある意味時節柄、でもある。そもそも日本人にとって8月というのは特別な時期だ。特に今年は、自衛隊を国防軍に変える憲法改正を旗印に掲げた政党が、数ある政策課題の中でも特に憲法改正に強いこだわりを持った党首を担いで数年ぶりに政権を奪還してから最初の8月であり、また(これは現政権のせいばかりではないが)周辺諸国との緊張関係が高まりゆく中での8月だ。副総理が憲法改正に際して「ナチスに学ぶべき」と発言して物議を醸した件も、こういう風潮の中だからこそ洒落じゃすまないものを人々が感じ取ったということだろう。
8月15日の終戦記念日に靖国神社に参拝するか――。安倍晋三首相や閣僚の靖国神社参拝について動向が注目される中、安倍首相は8月15日に靖国神社を参拝しない意向を固めた。自民党総裁として、私費で玉串料を納めるという...