「都こんぶ」をカレーに入れたらどうなる?大阪の会社が商品化

懐かしいけど新しい。
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株式会社モノコム

お土産商品を企画製造する「モノコム」(大阪市)が、お菓子の超ロングセラー「都こんぶ」を入れたカレーを開発した。通天閣など主に大阪で販売をしている。温めたルウを口に入れる瞬間、「都こんぶ」の香りがするという。

カレー1人前あたり「都こんぶ」1箱の3分の2を使っていて、ルウの中に細かく刻まれたこんぶが入っている。パッケージは、駄菓子屋でよく見かける赤いデザインだ。

レトルトカレーメーカーのベル食品工業と「都こんぶ」の中野物産との共同開発商品。今後は新大阪駅売店、大阪駅売店、大阪国際空港売店、関西国際空港売店などでも販売を予定している。

価格は200グラム420円(税別)。

2011年12月7日付の朝日新聞「(キミの名は)都こんぶ 故郷をしのんでつけられた」によると、都こんぶは、販売元の中野物産を創業した中野正一さん(故人)が考案。

農家出身の中野さんは小学校を卒業後、大阪の昆布問屋に奉公に出た。不要になったこんぶの切れ端をしゃぶっているときに「お菓子になるんちゃう?」と、ふと思いつき、19歳だった1931年に独立して販売を始めたという。

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株式会社モノコム

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