PRESENTED BY さわかみ投信

まだ見ぬ未来を、共に築く。さわかみ投信と歩む資産づくり②

低金利が続き、老後や経済の先行きに不安を覚える人もいるのでは。日本初の独立系運用会社、さわかみ投信の金融のプロが不透明な時代の資産形成のコツと投資信託のポイントを解説します。
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(左)水上成憲(みずかみ・しげのり)さん:さわかみ投信株式会社取締役直販部長。2004年3月、明治大学商学部卒業。2004年4月、日本証券金融株式会社入社。同社にて、制度信用取引の決済に必要な資金・株券の貸付業務に携わる傍ら、2009年には財務省理財局、2011年には日証金信託銀行株式会社へ出向し、幅広く金融関連業務に携わる。2019年7月、さわかみ投信に入社。2020年6月、直販部を経て管理部長に就任。2020年11月、取締役管理部長に就任。2021年1月、取締役直販部長に就任。
(右)草刈貴弘(くさかり・たかひろ)さん:さわかみ投信株式会社取締役最高投資責任者(CIO)。2001年3月、東洋大学工学部建築学科卒業。2008年10月、SBIフィナンシャルショップ株式会社を経てさわかみ投信に入社。2010年4月、業務管理部を経て運用調査部に異動。2010年11月、ファンドマネージャーに就任。2013年1月、最高投資責任者兼ファンドマネージャーに就任。2015年6月、取締役最高投資責任者兼ファンドマネージャーに就任。
朝日新聞デジタル

一般生活者こそ長期投資による資産形成を

年金2,000万円問題や銀行預金の超低金利などから、将来の資産形成のために投資を考える人が増えています。とはいえ、一般の人がいきなり個別株に投資するのはハードルが高く、リスクも少なくありません。そこで注目されているのが投資信託ですが、種類が膨大にあり、安心して投資できるものばかりではありません。

今回は、銀行や証券会社などのグループに属さない独立系運用会社として、一般生活者のための投資信託「さわかみファンド」を1999年に設定し、長期投資の運用スタイルを貫き続けているさわかみ投信の草刈貴弘・取締役最高投資責任者と水上成憲・取締役直販部長に、長期投資で資産形成をする上での大切なポイントを伺いました。

不安が少なく、長く保有できる金融商品の選択を

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長期目線で投資することの重要性について語る、水上成憲・取締役直販部長。
朝日新聞デジタル

━━低金利が続くなか、老後の生活資金を確保するために投資に関心を示す人が増えています。一方で、短期的な利益を目指すがゆえにリスクの高い投資をし、大切な資金を失ってしまうケースも少なくないようです。

草刈貴弘さん(以下、草刈) 最近は一般の方の投資熱が高まり、株取引をする人も増えています。ただ一般の人と機関投資家では使っているシステムのレベルがまったく異なります。機関投資家は長年の実践で蓄積した知識やノウハウをもとに、AIや高度なプログラミングを活用しています。そのような投資のプロと同じように一般の人ができなくて当然です。そもそも短期的な収益を目指す株取引と、資産形成のための長期投資は別物と考えたほうがよいでしょう。

水上成憲さん(以下、水上) 日本人にはいまだに投資を、ギャンブル的な投機と混同している人が少なくありません。しかしながら、私たちは、短期的な売買によって利ザヤを稼ぐことではなく、投資対象の本質的な価値に対して長期目線で投資することこそが、私たちも含めた市井に生きる普通の人々が安定的に資産形成するための投資の王道だと考えています。

例え少額であっても10年、20年と時間をかけて運用すれば、運用で得た収益を再び投資する「複利効果」により大きな資産の形成につながります。例えば毎月2万円を年5%で30年間複利運用するシミュレーションでは、投資額の720万円が30年後には2倍以上の約1,600万円になる計算です。

さわかみファンドも22年間の積み立て投資の実績としては昨年の12月末時点で6.6%(※)の利回りを達成しており、さわかみファンドを通じた長期投資の実践によって資産を大きく増やされた方がたくさんいらっしゃいます。

※複利年率6.6%。これまで運用した結果、年複利で何%のリターンになっているのかを示した数値です。過去の実績を示したものであり将来の成績を保証するものではなく、受益者ごとの購入時期によって運用結果は異なります。

草刈 ほとんど金利がつかない銀行に20年間お金を預けていた人との差は歴然ですね。ですから私は、長期投資は一般生活者こそするべきだと考えています。一般の方が投資をしなければ、富裕層との格差は広がっていく一方です。

水上 ただ、株価は常に変動し、投資信託(ファンド)などの金融商品も元本割れのリスクがあります。株価やファンドの価額が下がれば、不安になって手放したくなるのが普通です。実際、金融機関にすすめられて金融商品を買ったものの、価額が下がって不安になり、売却して大きな損失が出たから投資はこりごり、という話はよく聞くものです。長期投資で資産形成をするうえでは、心から信頼できる金融商品を選択し、短期的な値動きに踊らされず、ストレスや不安を感じることが極力少ない状態で運用を続けていくことがとても大切です。


少額から積み立てできる、投資信託で資産形成を

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投資信託の魅力について語る、草刈貴弘・取締役最高投資責任者。
朝日新聞デジタル

━━そういった意味でも、少額で分散投資ができる投資信託に注目が集まっているわけですね。

水上 投資のことをよく「お金に働いてもらう」と表現しますが、私は、お金を自分の分身と見立てていて、その分身たちを自分が働いてみたいと思える複数の会社に就職させ、働いてもらっているイメージをもっています。

例えば自分の分身であるお金が100社の会社で働いていれば、例え1社、2社、業績が悪化して倒産したとしても、他の会社で一生懸命働いて挽回(ばんかい)すればトータルの収入に大きな影響は与えません。複数の会社で働くことができるのであれば、何かがあっても他でカバーができ、このような状態を一般的には分散投資と呼んでいます。

草刈 ただ、一般の方が膨大な企業のなかから会社を選択し、分散投資をするのは手間がかかって大変です。最近はアプリで個別株の少額投資もできますが、たくさんの会社に分散投資すれば、それだけ投資金額も大きくなります。そこで有用なのが、投資先の選択や運用をプロにまかせ、少額で始められる投資信託です。

水上 特に資産形成をするうえでおすすめなのが、投資信託の積み立てです。個別株や大きな額の投資信託を一度に購入した場合、株価や価額の上下に不安やストレスを感じ、安心して毎日を過ごせないといったことにもなりかねません。その点、毎月一定額を自動的に積み立てる投資方法であれば、一喜一憂しなくて済みます。投資している感覚すらないまま、長い年月がたつといつのまにか資産が形成されている。一般の方にとっては、そのような投資方法がベストだと思います。

草刈 「さわかみファンド」では、日本で初めてともいえるような早い段階から投資信託の毎月の定期積み立て購入サービスの取り扱いを開始し、当初よりお客様に推奨してきました。運用期間が20年を超えるファンドが日本には少ないなか、長期での運用実績を残すことができているため、自画自賛するわけではないですが、以前にも増して長期で積み立て投資を行うのに適したファンドとして自信をもってお客様に推奨しております。


長期投資にあたっては商品内容の理解と伴走者の存在が大切

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朝日新聞デジタル

━━資産形成で有用だとされる投資信託ですが、商品は現在、6,000種類もあると言われています。そのなかから自分にあったものを選ぶのは難しい気もします。

水上 私もそう思います。また気をつけていただきたいのが、投資信託だからといって必ずしも初心者向けとは言い切れないことです。最近はデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ複雑な投資信託もあります。そのような商品は、短期間で思いもよらない値動きをする可能性もありますので気をつける必要があります。

草刈 そもそも世の中に投資信託が多いのは、それが手数料ビジネスになっているからです。通常のファンド運用会社はたいてい証券会社の子会社です。そのため手数料目的で次から次に新しいファンドを開発し、販売しています。以前よりも良いファンドが出たからと、薦められるままに買い替えれば、さらに手数料が取られます。そんなことを繰り返していては、一般の人の資産形成などできるわけがありません。

━━「さわかみファンド」では販売手数料をなくし、たった一つの商品を自分たちでお客様に直接販売する形態をとっているわけですね。

水上 資産形成のための長期投資という観点で、ベストな投資信託がそんなに数多く必要でしょうか。「信託」とはお客様から信じて託してもらうことですから、厳選した唯一無二のものを提供することだけで本来は十分なはずです。私どもが創業以来、1本のファンドにこだわり、それを磨き続け、お客様に提供しているのもそのような想いからです。

また、一般的には販売を推奨する販売員がその商品を保有していないケースが多いのですが、弊社社員の多くは「さわかみファンド」を積み立て購入しています。だからお客様にも自信をもって薦められるのです。

草刈 金融商品を買う時は、中身をしっかり理解したうえで購入すべきです。「さわかみファンド」は、毎月末に投資している銘柄をすべて公開していますが、そのようなことをしているファンドは極めて少ないでしょう。電話で問い合わせていただければ、なぜそこに投資をしているのか、なぜ株価が上がったのか、下がったのかも丁寧に説明させていただきます。

「さわかみファンド」は、本業で社会課題を解決する企業や地域に貢献する企業に投資を行っています。なぜなら、社会課題=ニーズ、地域に貢献=ストーリーと捉え、株価ではなく将来価値に投資することで市場に惑わされず安心して投資ができるためです。長期志向の経営をしている企業は、業績・株価・雇用者数で他を上回ることが分かっており、そのような企業は実践しているからこそ応援し甲斐があるのです。

━━最後に、これから投資を始めようと思っている人にメッセージをお願いします。

水上 投資で最大の効果を発揮するには、時間を味方にすることが大切です。ですから投資を始めるなら、早ければ早いほど良いと思います。ただ、いざ投資を始めれば、市場環境によって値下がりすることもあります。値下がりすると不安になり、売りたい気持ちが頭をよぎると思いますが、投資対象の価値を心から信じることができるのであれば、むしろ安値で買い足すことができるチャンスが到来したと言えます。

大切なのは日々の値動きに踊らされず、ストレスや不安にさいなまれずに長期投資をコツコツと継続していくことであり、それは日々のご自身の生活を大切に過ごしていくことと同じだと私は思っています。将来の不安を解消するために投資を始めたのに、日々ストレスがたまって生活に支障がでるようでは本末転倒です。

しかしながら、このように冷静な状況判断を一人で行うのは難しいものです。だからこそ私どもは日頃からお客様とのコミュニケーションを大切にしており、お客様の資産形成の伴走者として「ご縁の窓口」という電話相談窓口でどんな相談にも向き合うことで、どのような市場環境になろうとも安心してファンドを長期保有していただけるよう努めているのです。是非一度、「ご縁の窓口」へ電話をしてみてください。営業ノルマが一切ない個性豊かなご縁の窓口のメンバーが真にお客様にとって大切なことは何であるかを真剣に考え、お客様の資産が出来るまで一緒に走っているということを体感いただけると思います。

草刈 そうやって私どものファンドを長期保有し、資産を築いて悠々自適な暮らしをされている方は、よく周囲から「なんで私に薦めてくれなかったの?」と言われるそうです。でもたいていの場合、何年も前から薦めていたにもかかわらず、実際に行動する人が少なかったようです。そのくらい人間は、未来に向けた行動を始めることが苦手なのですね。それだけに今すぐ行動をした人と、何もしない人とでは10年後、20年後、30年後とどんどん差が広がっていきます。その時に後悔しないよう、一人でも多くの方に、一刻も早く長期投資への一歩を踏み出していただきたいと心から願っています。

【留意事項】さわかみファンドは値動きのある有価証券等に投資します。そのため、組入れた有価証券等の価格、外国為替相場等の変動により、当ファンドの基準価額は影響を受けます。これらにより生じた利益および損失は、すべて受益者の皆様に帰属することとなります。また、元本および利息の保証はなく預金保険の対象ではありません。したがって、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。その損失に耐えうる以上に当ファンドに対して投資することはご遠慮ください。投資信託は預貯金とは異なります。■当ファンドへの投資に際しては、所定の手数料等が必要になります。【購入時手数料・信託財産留保額】ありません。【信託報酬】当ファンドの純資産総額に対して、1.10%(税込・年率)です。【その他費用・手数料】組入れ有価証券等の売買委託手数料、その消費税等相当額等を信託財産中から支弁します。※運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。■投資にあたっては、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をよくご覧いただきご自身でご判断ください。お問い合わせはさわかみ投信株式会社まで。
商号:さわかみ投信株式会社(Sawakami Asset Management Inc.)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第328号
確定拠出年金運営管理機関 登録番号763
加入協会:一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会