北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を決定へ 安倍首相が表明

トランプ大統領との共同会見 「完全に見解の一致」
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東京・元赤坂の迎賓館でトランプ大統領と共同記者会見する安倍首相
Jonathan Ernst / Reuters

安倍首相は11月6日、来日したアメリカのトランプ大統領との共同記者会見で、北朝鮮に追加制裁をすることを発表した。

東京・元赤坂の迎賓館で行われた日米首脳会談で、安倍首相はトランプ大統領と北朝鮮問題について協議した。その後、同じ場所で開かれた会見で安倍首相は「今後取るべき方策について完全に見解の一致を見た」と振り返った

その上で、北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を7日に決定すると発表した。

該当部分の安倍首相の発言は以下の通り。

北朝鮮の核ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題の解決のため、追加的な独自の制裁措置を取ることを決断しました。北朝鮮の35団体・個人の資産凍結を明日決定します。

安倍首相はこうした強硬措置を取る理由について「いまは対話の時ではなく、北朝鮮に最大限の圧力をかける時だ。北朝鮮の政策を変えさせるため、日米が主導し、国際社会と緊密に連携し、あらゆる手段を通じて、北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」と訴えた