希望の党公約「12のゼロ」読むと実現不可能な公約を掲げて政権取った旧民主党を思い出す

ゼロと言い切ってしまうこのセンスが、旧民主党メンバーが集まっただけあるなと感じてしまいました。
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先日、私は小池さんの出馬への期待も込めた記事を書きましたが少し後悔しています。というのも、希望の党が公約として掲げた「12のゼロ」を見てその実現不可能性に旧民主党政権交代後の悪夢の到来を感じてしまったからです。

■「希望への道」しるべ 12のゼロ

(1)原発ゼロ

(2)隠ぺいゼロ

(3)企業団体献金ゼロ

(4)待機児童ゼロ

(5)受動喫煙ゼロ

(6)満員電車ゼロ

(7)ペット殺処分ゼロ

(8)フードロスゼロ

(9)ブラック企業ゼロ

(10)花粉症ゼロ

(11)移動困難者ゼロ

(12)電柱ゼロ

原発ゼロは小池さんが師匠である小泉元首相の影響力もあり最優先事項に掲げているのは立場上理解できます。また、企業団体献金ゼロも共産党さんが既に実現されているのでこれも可能でしょう。

待機児童ゼロも今後、国会で幼児教育無償化などの議論と合わせて是非実現に向けて頑張って頂きたいと思います。受動喫煙ゼロもシンガポールみたく公共スペースでの喫煙を禁じるなど規制を強化していくことは他人のタバコの煙を吸わされないようにするためにも尽力して頂きたいと思います。

ブラック企業ゼロも昨今の労働者における自殺が相次いでいることから悪質な企業は公にしていくなど、過労死を防ぐためにも是非その実現に向けて対策を講じてほしいと思います。

しかし、問題はその他の項目です・・・・。

満員電車ゼロ、フードロスゼロ、、花粉症ゼロ。ここまで来るとかなりキツイと言いますか、言葉を選ばずに言うと「いや、無理だろ」と突っ込まざるを得ません。

確かにこれらは「大幅に緩和させる」「大幅に減らしていく」ことが求められる訳ですが、ゼロと言い切ってしまうこのセンスがやっぱり政権交代後に我が国に悪夢をもたらした旧民主党メンバーが集まっただけあるなと感じてしまいました。

旧民主党政権の反省は、実現不可能な公約を掲げて政権を取ったことにあると思います。今、その旧民主党メンバーがまた政権交代を成し遂げうるチャンスが到来しているので少し大げさな表現を公約に使うのも理解はできますが、この12のゼロを見る限り、過去の反省が生かされていないように感じるのは私だけでしょうか。

東猴史紘