朝青龍、稀勢の里優勝に「泣いちゃった」 Twitterで祝福

元横綱朝青龍が自身のTwitterに、横綱昇進を確実した稀勢の里の千秋楽の戦いに「長い間ご苦労様。ついでに泣いちゃた」と投稿した。
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時事通信社

大関・稀勢の里=田子ノ浦部屋=が1月22日、大相撲初場所を14勝1敗で初優勝し、横綱昇進を確実にした。千秋楽の結びの一番では横綱・白鵬=宮城野部屋=と対戦し、すくい投げで勝利。元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は自身のTwitterで「長い間ご苦労様。ついでに泣いちゃた」と投稿した。

朝青龍は14日目の21日、稀勢の里の優勝を祝福した。

22日の千秋楽の結びの一番前には、「あせる必要がない」などとツイートしていた。

朝青龍は第68代横綱として活躍し、歴代4位の25回の優勝を誇る。朝青龍が横綱に君臨していた時代、若手だった稀勢の里は果敢に立ち向かっていった。

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白鵬(手前)をすくい投げで破った稀勢の里=22日、東京・両国国技館(2017年01月22日)

一方、稀勢の里は23日午前、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で喜びを語り、賜杯を抱いた感触を「いい重みというか、何とも言えない感じ」と笑顔で振り返った

同日日夕、横綱審議委員会に諮問される。日本出身力士の横綱昇進は、1998年夏場所で決めた3代目若乃花以来19年ぶりとなる。

稀勢の里 寛(きせのさと・ゆたか)本名・萩原寛。1986年(昭61)生まれ、茨城県牛久市出身。小3から中学まで野球少年。中学卒業前に鳴戸部屋に入門し、2002年春場所初土俵。大関昇進は所要42場所で史上5位のスロー出世。新入幕時に改名したしこ名は故鳴戸親方(元横綱・隆の里)が「稀(まれ)なる勢いをつくってほしい」と名付けた。

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朝青龍名勝負
大相撲秋場所3日目・朝青龍-貴ノ浪/朝青龍の伝え反り(01 of24)
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朝青龍(右)は貴ノ浪を伝え反りで破る(東京・両国国技館)\n\n撮影日2002年09月10日 (credit:時事通信社)
大相撲秋場所11日目・貴乃花-朝青龍/貴乃花の上手投げ(02 of24)
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朝青龍(右)を激しく攻める貴乃花。上手投げで下し9勝目を挙げる。貴乃花のはたいた左手がマゲに触れたか?(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2002年09月18日 (credit:時事通信社)
大相撲秋場所12日目・武蔵丸-朝青龍/武蔵丸の小手投げ(03 of24)
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武蔵丸(左)は朝青龍を小手投げで下し、1敗を守る(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2002年09月19日 (credit:時事通信社)
大相撲名古屋場所5日目・反則負けの朝青龍(04 of24)
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朝青龍(左)は旭鷲山のまげをつかみ反則負け(愛知県体育館)\n\n撮影日:2003年07月10日\n (credit:時事通信社)
大相撲夏場所6日目・朝青龍、連勝ストップ(05 of24)
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朝青龍(左)は北勝力に押し倒され、連勝は35で止まった(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2004年05月14日 (credit:時事通信社)
大相撲夏場所13日目・朝青龍の下手投げ(06 of24)
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朝青龍(左)は下手投げで琴欧洲を下す(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2009年05月22日\n\n (credit:時事通信社)
大相撲名古屋場所13日目・朝青龍のやぐら投げ(07 of24)
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朝青龍(左)はやぐら投げで日馬富士を下す(愛知県体育館)\n\n撮影日:2009年07月24日 (credit:時事通信社)
大相撲秋場所千秋楽・朝青龍を寄り切る白鵬 (08 of24)
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本割で、白鵬(奥)は朝青龍を寄り切る(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2009年09月27日 (credit:時事通信社)
大相撲秋場所千秋楽・優勝決定戦を制し、喜ぶ朝青龍(09 of24)
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優勝決定戦で白鵬(奥)を破り、喜ぶ朝青龍(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2009年09月27日 (credit:時事通信社)
大相撲・両横綱が新春土俵入り(10 of24)
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東京都渋谷区の明治神宮で6日、白鵬(写真右)と朝青龍(同左)の両横綱が新年恒例の奉納土俵入りを行った。両横綱は集まった観衆の「よいしょ」という掛け声で豪快にしこを踏み、大きな拍手を浴びた。初場所は10日から東京・両国国技館で始まる。\n\n撮影日:2010年01月06日 (credit:時事通信社)
大相撲初場所11日目・朝青龍の下手投げ(11 of24)
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朝青龍(左)は把瑠都を下手投げで下す(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2010年01月20日 (credit:時事通信社)
大相撲初場所12日目・朝青龍の寄り切り(12 of24)
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朝青龍(左)は魁皇を寄り切り1敗を守る(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2010年01月21日 (credit:時事通信社)
大相撲初場所13日目・1敗を堅持した朝青龍(13 of24)
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琴欧洲(右)をかいなひねりで下し、1敗を堅持した朝青龍(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2010年01月22日 (credit:時事通信社)
大相撲・涙をこらえる朝青龍(14 of24)
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引退会見で、涙をこらえる朝青龍(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2010年02月04日 (credit:時事通信社)
大相撲・朝青龍引退/朝青龍最後の優勝(15 of24)
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2010年1月の初場所14日目、日馬富士(左)を下手投げで下し、2場所ぶり25度目の優勝を決めた朝青龍。これが最後の優勝になった(東京・両国国技館) \n\n撮影日:2010年01月23日 (credit:時事通信社)
大相撲・朝青龍の最後の土俵入り(16 of24)
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断髪前に最後の土俵入りをする元横綱朝青龍(東京・両国国技館) \n\n撮影日:2010年10月03日 (credit:時事通信社)
大相撲・はさみを入れる堀江氏(17 of24)
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元横綱朝青龍の断髪式ではさみを入れるライブドア(LD)元社長の堀江貴文氏(東京・両国国技館)\n\n撮影日:2010年10月03日 (credit:時事通信社)
大相撲/はさみを入れるデーブ・スペクター氏(18 of24)
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元横綱朝青龍の断髪式ではさみを入れるタレントのデーブ・スペクター氏(東京・両国国技館) \n\n撮影日:2010年10月03日 (credit:時事通信社)
世界レスリング・元横綱朝青龍が表彰台に(19 of24)
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レスリング世界選手権女子団体でモンゴルが3位に入賞し、同国レスリング連盟名誉会長として表彰式に出席した元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(トルコ・イスタンブール) \n\n撮影日:2011年09月16日 (credit:時事通信社)
大相撲秋場所千秋楽・元横綱朝青龍と日馬富士(20 of24)
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2場所連続全勝優勝を決め、支度部屋で元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右)と握手する大関日馬富士=23日、東京・両国国技館 \n\n撮影日:2012年09月23日 (credit:時事通信社)
吉田の国民栄誉賞を祝う会(21 of24)
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レスリング女子・吉田沙保里選手(左から2人目)の「国民栄誉賞受賞を祝う会」に出席した、(左端から)アントニオ猪木氏、一人おいて大相撲の九重親方(元横綱千代の富士)、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(元横綱朝青龍)=20日午後、東京都港区 \n\n撮影日:2012年12月20日 (credit:時事通信社)
レスリング女子W杯/談笑する朝青龍(22 of24)
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日本レスリング協会の福田富昭会長(左)らと談笑する元横綱朝青龍(中央)=15日、東京・小豆沢体育館 \n\n撮影日:2014年03月15日 (credit:時事通信社)
レスリング女子W杯/栄監督と元朝青龍(23 of24)
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レスリングの女子国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)の決勝前、話す日本代表チームの栄和人監督(左)と元横綱朝青龍=16日、東京・小豆沢体育館 \n\n撮影日:2014年03月16日 (credit:時事通信社)
大相撲春場所千秋楽/祝福する元横綱朝青龍(24 of24)
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優勝を決めた鶴竜(左手前)を拍手で祝福する元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(右奥)=23日、大阪・ボディメーカーコロシアム \n\n撮影日:2014年03月23日 (credit:時事通信社)

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