2015年ベスト・レストラン50 日本からはこの2店が選ばれる

2015年の「世界のベストレストラン50」が発表された。1位になったのは、2013年にも首位を獲得したスペインの「El Celler De Can Roca」だ。日本からは2店がランクインした。
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Employees of 'El Celler de Can Roca' work in the restaurant's kitchen in Girona on April 30, 2013. Spain's El Celler de Can Roca seized the title of the world's best restaurant from Denmark's Noma on April 29, one month after dozens of people came down with a bout of food poisoning from the Copenhagen eatery. The restaurant in Girona, run by three brothers and known for its dishes based on perfumes, had spent two years as runner-up on the World's 50 Best Restaurants list compiled for a 12th year by more than 900 international experts for Britain's Restaurant magazine. AFP PHOTO / QUIQUE GARCIA (Photo credit should read QUIQUE GARCIA/AFP/Getty Images)
AFP via Getty Images

2015年の「世界のベスト・レストラン50」が発表された。1位になったのは、2013年にも首位を獲得したスペインの「El Celler De Can Roca」だ。2014年の覇者だったデンマークの「Noma」から1位を奪還して再び頂点に立った。Nomaは2010~2012年も首位だったが、今回は3位に後退した。

日本からは、8位に「NARISAWA」、29位に「日本料理 龍吟」がランクインした。

世界のベスト・レストラン50は、イギリスの雑誌「レストラン」が毎年発表しているもの。選んでいるのは、ダイナースクラブ社がスポンサーを務める「世界のベスト・レストラン50アカデミー」のメンバーたちだ。約1000人のメンバーは、世界27の地域から選ばれたレストラン業界の専門家たちだという。

公正で信頼できるプロセスでレストランを選ぶために、アカデミーはコンサルティング会社のデロイトと協力して投票を行っていると説明するが、票の集計方法をめぐっては批判の声もある。

たとえばフランスの有名なシェフ、ジョエル・ロブション氏は「投票者は、投票する前の18カ月以内に、少なくとも1度は自分が投票するレストランで食事をすることになっていますが、店を訪れた証拠や領収書の提出は求められていません。これは投票の大きな抜け穴になっています」と指摘している、とニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。

また、食の情報サイト「First We Feast」には、「各国の観光局に食事代を出してもらっているアカデミーのメンバーがいる」とか、「ベスト・レストラン50はマーケティングのキャンペーンに過ぎない」といった批判の声が載せられている。

賛否両論がある「世界のベスト・レストラン50」だが、それでもどの店の料理も素晴らしく美味しそうだということに変わりはない。

ベスト10に選ばれた10店を、写真付きでご紹介しよう。

10位:Gaggan(タイ・バンコク)

9位:D.O.M.(ブラジル・サンパウロ市)

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8位:NARISAWA(東京)

7位:Dinner by Heston Blumenthal(イギリス・ロンドン)

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6位:Mugaritz(スペイン・エレンテリア)

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5位:Eleven Madison Park(アメリカ・ニューヨーク市)

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4位:Central(ペルー・リマ)


3位:Noma(デンマーク・コペンハーゲン)

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2位:Osteria Francescana(イタリア・モデナ市)

1位:El Celler de Can Roca(スペイン・ジローナ市)

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全50店のリストは公式サイトで紹介されている。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:湯本牧子/ガリレオ]

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