アメリカの輸入額減少 最も影響を受けるのは日本と中国

米国が世界の買い手としての立場を降りようとしている。新興国経済の鈍化が目立つ中、日本をはじめとする工業国は、米国の購買力増加に期待している。だが、米国は自国生産を年々拡大しており、以前のような買い方をしなくなってきている。米国の変化は、今後の世界経済の動向に大きな影響を与える可能性がある。
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U.S. President Barack Obama smiles during the White House Correspondents' Association (WHCA) dinner in Washington, District of Columbia, U.S., on Saturday, April 27, 2013. The 99th annual dinner raises money for WHCA scholarships and honors the recipients of the organization's journalism awards. Photographer: Pete Marovich/Bloomberg via Getty Images
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米国がモノを買わなくなっている。日本人は米国の過剰消費を批判している場合ではない

米国が世界の買い手としての立場を降りようとしている。新興国経済の鈍化が目立つ中、日本をはじめとする工業国は、米国の購買力増加に期待している。だが、米国は自国生産を年々拡大しており、以前のような買い方をしなくなってきている。米国の変化は、今後の世界経済の動向に大きな影響を与える可能性がある。

これまでの世界経済は、米国の異常ともいえる消費によって支えられてきた。米国は世界から多くの物品を輸入するため、膨大な経常赤字を垂れ流し続けてきた。だがこの米国の過大な消費が中国や日本の経済を支えてきたといってよい。

日本経済は中国への依存度が高まっているように見えるが、現実は異なっている。中国に輸出された製品は現地で組み立てられ、最終的には米国に送られることが多い。日本経済は基本的に米国の輸入に依存しているのだ。

日本では、米国人の過剰消費体質について批判する風潮がある。だが米国人の過剰ともいえる消費の恩恵をもっとも受けてきたのは、ほかならぬ日本人である。だがここにきて、米国の旺盛な購買力に変化が出てきた。

米国の4~6月期における経常赤字は989億ドルとなり、1000億ドルを下回った。1000億ドルを下回るのは2009年の第3四半期以来であり、ここ1年は毎四半期ごとに経常収支が改善していた。経常収支が改善した最大の理由は、輸入が減少したことである。

米国の輸入額は、2012年第1四半期の8300億ドル以来、減少に転じている。輸入が減少した主な原因は、米国の製造業が国内生産に回帰しており、金属や加工部品といった原材料や、家電などの耐久財輸入が減っているためである。また石油の輸入も大幅に減少している。

この背景には、当然のことだがシェールガス革命がある。米国では安価なシェールガスが次々に開発されており、近い将来、米国はエネルギーを完全に自給できるようになる。豊富で安価なエネルギー源を求めて、製造業が米国に回帰しており、これに伴って輸入が減少しているのだ。今後シェールガスの生産はさらに拡大されるため、米国の輸入はさらに減少する可能性がある。

この影響をもっとも受けるのは日本や中国である。米国の過剰ともいえる輸入に依存し、米国市場に多くのモノを販売することで経済を成り立たせてきたからだ。

日本では製造業の復活が国是とされ、アベノミクスでは製造業の輸出を回復させるための支援が製造業に対して行われている。だが日本の最も大事な顧客である米国が、世界からモノを買わなくなりつつある。日本の産業政策の前提条件が根本から崩れてしまう可能性がある。

中国やアジアの購買力に期待する向きもあるが、あまり現実的ではない。冒頭で述べたように、アジア向けの輸出の多くは、最終的に米国向けに再輸出されているからだ。

日本の製造業で競争力のあるところは、この現実を見据え、次々に米国に進出している。化学メーカー各社は米国での工場建設を相次いで発表し、エンジニアリング各社は、米国からの受注獲得を最重要課題と位置付けている。

米国は世界で唯一、堅調な経済の回復を見せているが、それが日本や中国の輸出拡大につながらない可能性が高まっている。日本の製造業はこれまでコスト要求が厳しいところはアジアに工場移転するという流れだったが、付加価値の高い業種については、これからは米国に進出するという流れになるだろう。

これは世界経済の大きな動きであり、日本一国の力でコントールできるものではない。日本の製造業は基本的に海外で活動することを前提にしないと、さらに衰退の一途を辿る可能性が高い。日本人は米国の過剰消費を批判している場合ではないのだ。

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LEGOで作ったアメリカ50州
アラバマ州(01 of50)
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アラバマ大学のアメリカン・フットボールチームは、史上最多の計15回全米チャンピオンに輝いている強豪。映画「フォレスト・ガンプ」もこの大学のフットボールチームをモデルにしています。 (credit:Jeff Friesen)
アラスカ州(02 of50)
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雪男(イエティ)が生息しているという伝説のあるアラスカ州。\n\n「魚を釣ったら、一晩の食事になる。でも、人間を使ったら一週間の食事に……?」\n\"Give a man a fish and you feed him for a day. Fish for a man and he is food for a week.\" (credit:Jeff Friesen)
アリゾナ州(03 of50)
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「いいフェンスは、いいお隣さん関係を育む?」\n\"Good fences make good neighbors?\"\n\nメキシコと国境を接しているアリゾナ州は、常に不法移民の取り締りや国境警備の問題を抱えている。フェンス越しにアメリカの国境警備隊がメキシコ人に花を差し出している様子は、ぐっとくるものがありますね。 (credit:Jeff Friesen)
アーカンザス州(04 of50)
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アーカンザス州では、フォークダンスの一種である「スクエアダンス」を州のダンスに認定しています。一般的にお年寄りが好むものとされているスクエアダンスですが、DJのビートでみんなノリノリ? (credit:Jeff Friesen)
カリフォルニア州(05 of50)
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温かい気候にのどかな自然をもつカリフォルニア州は、ヒッピーたちのメッカ。 (credit:Jeff Friesen)
コロラド州(06 of50)
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コロラド州はウィンタースポーツの聖地として、世界中から雪山での冒険を求めて観光客がやってきます。 (credit:Jeff Friesen)
コネチカット州(07 of50)
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アメリカ北東部最長の川、コネチカット川が流れるコネチカット州では、クルージングが人気です。\n\n「やっぱりクルージングは最高ね…」と思いきや、クルーザーを引っ張っているのは……? (credit:Jeff Friesen)
デラウェア州(08 of50)
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デラウェア州はアメリカ50州の中で2番目に面積が小さい。そのため、州に入ったと思ったらあっという間に出てしまう −−これをアメリカ独立戦争時代の名画「デラウェア川を渡るワシントン」のパロディで表現。 (credit:Jeff Friesen)
フロリダ州(09 of50)
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その南国のような暖かい天気が好まれて、退職後の余暇を過ごす人が多いフロリダ州。\n\n「フロリダのボスは爬虫類たちだけど、ほとんどはゆっくりしか動けないから大丈夫?」\n\n\"Reptilian life-forms rule the beaches of Florida. Luckily, most are slow moving.\" (credit:Jeff Friesen)
ジョージア州(10 of50)
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ジョージア州は、「風と共に去りぬ」の舞台となっています。\n\n「スカーレット・オハラとレット・バトラーは燃えるような熱い恋をしたかと思いきや、地元の消防隊によって無事消火されました。」\n\"As it turns out Rhett Butler and Scarlet O’Hara’s passion for one another was easily doused by local firefighters.\" (credit:Jeff Friesen)
ハワイ州(11 of50)
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南国の島、ハワイ。\nたくさんの人がサーフィンを楽しみにやってきますが、時にはサーフボードじゃないものに乗っちゃうひとも……? (credit:Jeff Friesen)
アイダホ州(12 of50)
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アメリカで生産されるじゃがいものうち13%は、アイダホ州で生産されています。 (credit:Jeff Friesen)
イリノイ州(13 of50)
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禁酒時代に密造酒の裏取引で「暗黒街の顔役」と呼ばれるまで成り上がったアメリカのギャング、アル・カポネの拠点と言えば、イリノイ州のシカゴ。\n\nレゴの世界のイリノイ州でギャングたちが売っているのは、密造酒ではなくレモネード?! (credit:Jeff Friesen)
インディアナ州(14 of50)
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NASCARのカーレースなどが数多く開催されているインディアナ州。インディアナポリスのサーキットは、スポーツ施設として世界最大の収容能力を持っています。 (credit:Jeff Friesen)
アイオワ州(15 of50)
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ホラー小説家・スティーブン・キングの小説「トウモロコシ畑の子供たち」を原作にした映画の撮影は、主にアイオワ州で撮影が行われ一躍有名になりました。 (credit:Jeff Friesen)
カンザス州(16 of50)
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「竜巻街道」と呼ばれ竜巻が頻繁に発生する地域に属するカンザス州は、「オズの魔法使い」の舞台でもある。このお話のなかで悪役の西の魔女は、竜巻で飛ばされてきた主人公・ドロシーの家に下敷きになってしまう。\n\n「そんなにしょっちゅう家が飛ばされるなら、常にパラシュートを装着しといた方がいいかもね!」\n\"There’s no place like home, but if your home is frequently blown aloft it helps to wear a parachute indoors.\"\n (credit:Jeff Friesen)
ケンタッキー州(17 of50)
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ケンタッキー州ルイビルで行われるケンタッキーダービーは「アメリカクラシック三冠」の第一冠として開催され、数あるレースの中でも最高峰のイベントとされています。 (credit:Jeff Friesen)
ルイジアナ州(18 of50)
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毎年1月から2、3月にかけてルイジアナ州ニューオーリンズで開催される「ニューオーリンズ・マルディグラ」は、アメリカ最大規模のフェスティバル。パレードや舞踏会など様々なイベントが開かれ、世界中からたくさんの観光客が集う。 (credit:Jeff Friesen)
メイン州(19 of50)
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メイン州は、19世紀に薬品として販売が開始されたソフトドリンク「モクシー」の生産地として有名。さらに、メインは「メインロブスター」が捕れることでもよく知られている。\n\n「噛まれて痛いところには、モクシーを!」\n\n\"If you find yourself in a pinch here just rub the swollen area with Moxie.\" (credit:Jeff Friesen)
メリーランド州(20 of50)
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メリーランド州は、おいしいカニ料理が食べれることで有名。でも、浜辺でカニBBQをすると……? (credit:Jeff Friesen)
マサチューセッツ州(21 of50)
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アメリカ独立戦争中に伝令として活躍したポール・リビアが生まれ育った街ボストン。リビアがイタリア軍の侵攻を警告して回ったという伝説は「真夜中の騎行」として知られている。 (credit:Jeff Friesen)
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ミシガン大学には有名なロボット工学の研究施設があり、映画「アイ、ロボット」の舞台にもなっている。\n\n「ロボットたちがこんなに女々しい内は、地球を乗っ取られたりなんかしないさ!」\n\"Robots will never take over the Earth if they remain such nervous nellies.\" (credit:Jeff Friesen)
ミネソタ州(23 of50)
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ミネソタ州は冬場の猛烈な冷え込みで知られており、「アメリカの冷蔵庫」の異名を持っています。過去最低気温は、1996年2月に記録されたマイナス51℃。当然雪もたくさん降ります。\n\n「寒くて乾燥してるところもあるだろうけど、ミネソタは寒くて湿っててそれがいいの!わかった?」\n\"Some places have a dry cold. In Minnesota it’s a nice cold, okie-dokie?\"\n\n (credit:Jeff Friesen)
ミシシッピ州(24 of50)
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ミシシッピ州では毎年バーベキューのお祭り「バーベキュー・スローダウン・フェスティバル」が開催されます。 (credit:Jeff Friesen)
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「トム・ソーヤーの冒険」の著者として知られるマーク・トウェインはミズーリ州出身。\n\n「ウェークボードのシーンはワケあって『トム・ソーヤの冒険』からカットしました。」\n\"The wakeboarding scenes were edited out of Mark Twain’s books for brevity.\" (credit:Jeff Friesen)
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ネブラスカのランドマークは「チムニー・ロック(煙突岩)」と呼ばれる標高1228mの巨大な岩。 (credit:Jeff Friesen)
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ネバダ州と言えば、娯楽とギャンブルの街ラスベガス。\n\n「べガスで起きたことはべガスに残る。」−−旅の恥はかき捨てとも言いますしね。\n\n (credit:Jeff Friesen)
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ニューハンプシャー州は、ホワイト山地と呼ばれる山岳地帯に広がる美しい景色で有名。カメラをもって訪れてみるのもよし、あるいはロッククライミングしてみるもよし……? (credit:Jeff Friesen)
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ニュージャージー州の海岸沿いは「ジャージー・ショア」と呼ばれ、楽しいビーチスポットがずらり。このアトラクションパークでは、メリーゴーランドから馬が脱走する事態が発生?! (credit:Jeff Friesen)
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サウスダコタ州のブラック・ヒルズは、ネイティブアメリカ人とヨーロッパの入植者たちがその土地を巡って戦争をした場所。今では有名な観光地となっています。\n (credit:Jeff Friesen)
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豊かな自然に恵まれたバーモント州は、メープルシロップの生産で有名です。 (credit:Jeff Friesen)
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ウィスコンシン州は「アメリカの酪農地帯」と呼ばれており、ヨーロッパ移民がもちこんだチーズの文化が盛んです。 (credit:Jeff Friesen)
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ワイオミング州の森林地帯では、熊に遭遇することができます。運が良ければ、一緒に写真に写ることもできちゃうかも……? (credit:Jeff Friesen)