Apple株について、知っておきたい7つのこと

世界ではじめて時価総額7000億ドルを超える企業となったApple。輝かしい復活劇を遂げた同社株について知っておきたい7つのことを紹介。
|
Open Image Modal
Customers queue in an Apple store to buy the iPhone 6 in Sydney on September 19, 2014. Hundreds of people queued through the night in Sydney to be among the first in the world to get their hands on the new Apple iPhone 6 models with the large-screen handsets drawing keen interest. AFP PHOTO / Saeed KHAN (Photo credit should read SAEED KHAN/AFP/Getty Images)
SAEED KHAN via Getty Images

11月25日のアメリカ・ナスダック市場で、Appleの時価総額が一時7020億ドル(約82兆7000億円)となった。ブルームバーグによると、時価総額で7000億ドルを超えた企業は、世界で初めてだという。

Open Image Modal

一時は「解体すべき」とさえ言われた同社にとっては、輝かしい復活劇。改めてApple株について知っておきたい7つのことを紹介しよう。

IPOから時価総額は395倍になった。
Steve Jobs with room full of computers, 1984. (Photo by Michael L Abramson/Getty Images)
Appleは1980年12月12日に株式公開した。スティーブ・ジョブズが25歳の時だった。この時の時価総額は17億7800万ドル。そこから現在までで、約395倍になったことになる。
世界2位とは3年ちょっとで3000億ドルの差をつけた
(Photo by David L. Ryan/The Boston Globe via Getty Images)
アップルの次に時価総額が大きいのはエクソンで4053億ドル(47兆7500億円)。Appleがエクソンの時価総額を上回ったのは、2011年8月11日だったが、3年ちょっとで3000億ドルほどの大きな開きとなった。
トヨタの3.3倍。
Andrey Rudakov/Bloomberg via Getty Images
日本で最も時価総額が大きいのはトヨタ自動車で、約25兆円。Appleは約3.3倍の規模となる。
ティム・クックがCEOとなってから2倍に成長。
Justin Sullivan via Getty Images
2011年8月24日にスティーブ・ジョブズがCEOを退き、ティム・クックが就任すると発表されたとき、株価が7.39%下落し、この日の取引終了時のAppleの時価総額は3480億ドルだった。この日と比べると、時価総額は約2倍に成長した。
個人筆頭株主はティム・クックではない。
アーサー・レビンソン(左)とバラク・オバマ大統領(右)Chip Somodevilla via Getty Images
iPhoneなどの売上げの伸びもあって、ティムが率いるAppleは大成功を収めている。ところが、Appleの個人筆頭株主は、ティムではない。Yahoo!ファイナンスUS版によると、個人筆頭株主はアーサー・レビンソン。Appleの会長だ。
NYダウには組み込まれていない。
Spencer Platt via Getty Images
日本でいうところの日経平均株価のようなアメリカの代表的な株価指数「ダウ平均株価」(NYダウ)に、Apple株は組み込まれていない。6月にAppleは株式分割を行い1株単価を下げたが、その分割方法が7対1と不自然であったため、NYダウに選出されることを見込んで分割を行ったのではないかという見方もある。
ティッカーシンボルは「APPL」ではなく「AAPL」
Bloomberg via Getty Images
アメリカの証券取引所で銘柄ごとにつけられるティッカーシンボル(証券コード)を、Appleはよく間違えられる。GIGAOMによると、FOXニュースCNBCなど、アメリカの名だたる報道機関すら間違えるという。ティッカーシンボルを「AAPL」とした理由については、アルファベットのAを2回使うことで、NASDAQの上場企業リストの上の方に掲載されることになるためにそうしたとの観測もある。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています