車庫のシャッターにはさまった猫、ご近所総がかりで救出(画像)

「長年保安官を務めてきましたが、こんな状況に遭遇すると思いもしませんでした」

アメリカ・ルイジアナ州アセンション郡で2016年12月29日、車庫のシャッターに挟まれて命の危険にさらされた猫を、心優しい保安官代理と地域住民たちの協力で救出した。

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はさまれたベラ

「住宅の車庫のシャッターと壁の間に挟まって身動きが取れなくなっている猫がいました」と、マイク・スコット保安官代理は語った。スコットさんは以前、退職するまでアセンション郡保安官事務所で保安官を務め、現在は非常勤で働いている。この救出のニュースは、1月6日にアセンション郡保安官事務所が発表した。

「長年保安官を務めてきましたが、こんな状況に遭遇すると思いもしませんでした」と、スコットさんは語った。

スコットさんによると、救援を要請する電話を受けて現場に到着したときはすでに、ベラという名前の猫が身動きが取れない状態になっており、近所の住人たちと建設作業員が猫を助けようとしていた。その場にいた人たちも協力し、スコットさんはシャッターの上部の枠を取り外して隙間を作り、ベラを救出した。「2016年8月に発生した洪水で大きな被害を受けて以来、地域住民は団結するようになり、お互いに親しくなっていました」と、スコットさんは語った。

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ベラを抱えたヒーローのマイク・スコット保安官代理

アセンション郡保安官事務所はハフィントンポストUS版の取材に、獣医が診察した結果、ベラは打撲だけで済んだと語った。

「私は特に猫好きというわけではありませんが、苦しんでいる動物を放っておくわけにはいきません」と、スコットさんは語った。

この事件が発生したとき、ベラの飼い主(匿名)は用事で外出していたが、保安官代理たちがまだ現場にいる間に戻ってきた。事件の説明を受けた飼い主の男性は「オーマイガー!ベラ!」と大声を上げた。飼い主の男性によると、外出したときにベラはシャッターのそばで寝ていたとみられる。

飼い主の男性は、これから外出するときはシャッターの近くにベラがいないかどうか確認するだろう。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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