第一生命保険は1月6日、毎年恒例の子供に対するアンケート「大人になったらなりたいもの」の2016年の調査結果を発表した。男の子の1位は「サッカー選手」で7年連続、女の子は「食べ物屋さん」が20年連続でのトップを維持した。

かつては不動の人気を誇っていた男の子の「野球選手」は4位に転落、98年以来のトップ3圏外となり、首位の座を争ってきた「サッカー選手」に水をあけられた。代わりに「学者・博士」が2位に浮上。2016年の8位という結果から大きくランクを上げた。

同社は学者・博士が浮上したことについて、「日本人のノーベル賞受賞者の影響では」と分析している。2002年には1位を獲得していた。

一方、女の子で首位の「食べ物屋さん」の中でも人気の中心は「ケーキ屋さん」や「パティシエ」。2位は「保育園・幼稚園の先生」で4年連続。3位は「学校（習い事）の先生」、4位は「お医者さん」と「看護師さん」だった。

アンケートは第一生命の営業担当者が、2016年7月〜9月に全国の保険契約者らを通じて実施したもの。保育園・幼稚園児・小学生の男女1100人を対象に調査した。

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