雷に打たれて、命を落とした2頭のキリン「愛おしく、カリスマ的だった」と園が追悼

「とても愛おしく、カリスマ的だったリリーとジオーニに哀悼の意を捧げ続けます」とFacebookでつづりました。

アメリカ・フロリダ州のサファリパークを悲劇が襲った。2頭のキリンが雷に打たれて、死んでしまったのだ。

「ライオン・カントリー・サファリ」が6月12日、Facebookで報告。「私たちは、雷の襲来で、リリーとジオーニを失ったことを報告しなければいけないことをとても悲しく思います」とつづっている。

 

投稿やCNNによると、リリーとジオーニが5月3日、サファリ内の生息地の草原にいたところ、急速に発達した雨雲によってもたらされた、激しい雷雨に襲われた。

検死の結果、リリーとジオーニは、雷に打たれたことが原因で、即死したことが確認された。

CNNによると、施設には雷の感知システムを備えており、雷雨が来た際に職員が避難用シェルターを開けたが、避難誘導がうまくいかなったという。

サファリの広報担当者は「自らシェルターに入ろうとしなければ、誘導するために私たちにできることは多くない」とCNNの取材に語った。

サファリはFacebookに載せたコメントの中で、リリーとジオーニの死を悼んだ。

「私たち、突然の悲劇的な死に大変なショックを受けています。彼らへの追悼の意と、結果待ちだった検死の内容を尊重して、情報の公開を控えていました」 

「とても愛おしく、カリスマ的だったリリーとジオーニに哀悼の意を捧げ続けます。彼らを、忘れることはないでしょう」