姫路城のプロジェクションマッピングに批判続出 「世界遺産が...」

世界遺産の姫路城(兵庫県姫路市)の大天守に映像を投影されたプロジェクションマッピングの内容に、ネット上で批判が噴出している。

世界遺産の姫路城(兵庫県姫路市)の大天守に映像を投影されたプロジェクションマッピングの内容に、ネット上で批判が噴出している。

朝日新聞デジタルによると3月7日夜、国内外から訪れる観光客への感謝のメッセージが英語や中国語など20言語で投影された。8、9の両日も午後6時半ごろから午後10時まで投影されるという。

ピンクや黄色などカラフルな文字で埋め尽くされた姫路城の姿に、Twitter上では「姫路城がラブホに見える」「想像を絶するひどさだった」「世界遺産をこんな景観にしちゃあイケナイ」などと指摘する声が続出している。

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ヨーロッパの美しい城50選
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(credit:Wikimedia/Getty)
ホーエンツォレルン城(ドイツ)(02 of51)
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ドイツ皇帝を輩出したホーエンツォレルン家の居城。標高855mの山頂に11世紀に築城された。現在の城はフリードリヒ・ヴィルヘルム4世がプロイセン王になる前に再建を決めたもので、没後の1867年に完成した。 (credit:Markus Gann via Getty Images)
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)(03 of51)
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米国ディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルになったことでも知られる名城。バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築された。ドイツの城に本来備わっている聖堂や墓地がなく、王の趣味が最優先されている。 (credit:Wikimedia)
ハイデルベルク城(ドイツ)(04 of51)
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ハイデルベルク旧市街を見下ろす位置にある歴史的建造物。プファルツ選帝侯の居城だったが、1689年にルイ14世の軍によって破壊され、1693年に一部だけ修復された。 (credit:Wikimedia)
サンスーシ宮殿(ドイツ)(05 of51)
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ベルリン南西部にあるポツダムに18世紀に建造された、プロイセン王フリードリヒ2世の宮殿。 (credit:Cong Jiang via Getty Images)
リヒテンシュタイン城(ドイツ)(06 of51)
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リヒテンシュタイン公国ではなくドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州のリヒテンシュタインという街にある。城のシンボルともいえる円筒は第二次大戦で破損した後、1998年に修復された。 (credit:Olaf Bender via Getty Images)
フランケンシュタイン城(ドイツ)(07 of51)
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ドイツのダルムシュタットより5kmほど南にある、丘の上に造られた城。小説「フランケンシュタイン」の著者メアリー・シェリーは、この地域を旅行中に作品の着想を得たとされている。 (credit:Wikimedia)
コッヘム・ライヒスブルク城(ドイツ)(08 of51)
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モーゼル川に面した美しい街コッヘムを見下ろす山城。17世紀にフランス軍の攻撃によって破壊されたが、19世紀末にベルリンの実業家が買い取って城を再建した。 (credit:Hans Georg Eiben via Getty Images)
モーリッツブルク城(ドイツ)(09 of51)
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ドイツ東部のドレスデン北東部にある城。6世紀半ば、ザクセン選帝侯モーリッツが狩猟のために建造。後に選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世がルネサンス様式からバロック様式に改築した。 (credit:ASSOCIATED PRESS)
ヴィアンデン城(ルクセンブルク)(10 of51)
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ドイツとの国境にある城。ヴィアンデン伯の居城として、11世紀に築城が始まり、18世紀まで増改築を重ねて、使われていた。その後は地元の商人に売却されて、荒廃の一途を辿った。1871年に城下に滞在したフランスの文豪、ヴィクトル・ユーゴーは再建運動に熱心だった。1977年に国有化されて大規模改修、かつての優雅な姿を取り戻した。 (credit:Frans Sellies via Getty Images)
フレデリクスボー城(デンマーク)(11 of51)
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首都コペンハーゲン北西の街、ヒレレズ。そのバラス湖に浮かぶ島に建造された。建物の大部分は17世紀にクリスチャン4世が建造しやもので、スカンディナヴィアで最も大きなルネサンス様式の宮殿となっている。 (credit:CALLE MONTES via Getty Images)
シェーンブルン宮殿(オーストリア)(12 of51)
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オーストリアの首都ウィーンにある宮殿。ハプスブルク王朝の歴代君主が主に離宮として使用した。 (credit:Wolfgang Kaehler via Getty Images)
ホーエンザルツブルク城(オーストリア)(13 of51)
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オーストリア北西部の都市ザルツブルクにある城。1996年、世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」の一部として登録された。 (credit:Wikimedia)
プラハ城(チェコ)(14 of51)
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プラハ城は世界でも最も大きい城の一つ。かつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城であり、現在はチェコ共和国の大統領府のある場所。 (credit:Taweepat via Getty Images)
デハール城(オランダ)(15 of51)
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オランダ中部の都市、ユトレヒトの郊外にあるネオゴシック様式の城。廃墟同然だった城を、1892年から1912年にかけて同国の建築家ペトルス・カイパースの設計で再建された。 (credit:Wikimedia)
ヴェルサイユ宮殿(フランス)(16 of51)
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1682年にフランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿。バロック建築の代表作。 (credit:Veronica Garbutt via Getty Images)
シャンボール城(フランス)(17 of51)
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ロワール渓谷に点在する城のうち、最大の広さを持つ。フランス王フランソワ1世のために建てられた。 (credit:Martin Ruegner via Getty Images)
ユッセ城(フランス)(18 of51)
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1485年から1535年にかけて現在の城が建造された。詩人シャルル・ペローはユッセ城で「眠れる森の美女」の作品を書いた。ユッセ城が姫が目覚めた城のモデルである。 (credit:Tim Graham via Getty Images)
シュノンソー城(フランス)(19 of51)
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ロワール渓谷内のシュノンソーにある城。シェール川の古い製粉所跡に建てられており、文献上に始めて登場したのは11世紀のこと。 (credit:Hiroshi Higuchi via Getty Images)
アンジェ城(フランス)(20 of51)
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1204年、この地はフィリップ2世によって征服され、孫のルイ9世によって、13世紀初頭に巨大な城が建設された。外周約600メートル、17もの巨大な塔で防御され、城壁が25000 平方メートルの土地を包囲している。 (credit:De Agostini Picture Library via Getty Images)
シュヴェルニー城(フランス)(21 of51)
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ロワール渓谷のシュベルニーにある。 (credit:DEA / C. SAPPA via Getty Images)
ペルペルテューズ城(フランス)(22 of51)
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大きな迫害に遭ったキリスト教の一派カタリ派が最後に立て籠もった城として良く知られている。 (credit:STEPHANE DE SAKUTIN via Getty Images)
グアイタ城(サンマリノ)(23 of51)
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伊豆諸島の八丈島ほどの面積しかない小国「サンマリノ」を守る3つの城塞の1つ。ティターノ山の頂に11世紀に築城され、イタリア半島で最も古い歴史を持つ。 (credit:alxpin via Getty Images)
ドゥカーレ宮殿(イタリア)(24 of51)
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ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁であった建造物。外観はゴシック風のアーチが連続し、イスラム建築の影響も見られる細やかな装飾が施されている。 (credit:Awakening via Getty Images)
カゼルタ宮殿(イタリア)(25 of51)
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18世紀後半に、ナポリ王国(ブルボン朝)の王によって建設された。18世紀にヨーロッパで建てられた中で最も巨大な宮殿といわれる。 (credit:Wikimeia)
カステル・デル・モンテ(イタリア)(26 of51)
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イタリア語で「山の城」の意味。13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって建築された。8角形を象徴的に取り入れた設計になっており、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。 (credit:WIkimedia)
ラッコニージ城(イタリア)(27 of51)
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ラッコニージには、10世紀頃からあった旧城をもとに、1570年に建造されたラッコニージ城がある。1901年にはイタリア王の夏の王宮となり、1997年にはサヴォイア王家の王宮群の一つとして世界遺産に登録されている。 (credit:DEA / M. LEIGHEB via Getty Images)
エステンセ城(イタリア)(28 of51)
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フェラーラ市中心部にある城。堀に囲まれた、4つの塔を持つ煉瓦の建物で、1385年から建てられ、16世紀に補修された。 (credit:DEA / G. SOSIO via Getty Images)
アルハンブラ宮殿(スペイン)(29 of51)
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南スペインの街グラナダを象徴する宮殿。イスラム建築の最高傑作とも言われる。イベリア半島最後のイスラム勢力となったナスル朝の王宮で1984年に世界遺産に登録された。 (credit:DEA / C. SAPPA via Getty Images)
コカ城(スペイン)(30 of51)
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15世紀にセビリア大司教の命令で建造された城塞。キリスト教が再支配したイベリア半島に残留したイスラム教徒によって生み出された「ムデハル様式」が使われている。同様式の建築物としては、最も保存状態が良い。 (credit:Elena Aliaga via Getty Images)
トレドのアルカサル(スペイン)(31 of51)
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3世紀にローマ帝国の宮殿として建造。アルフォンソ6世とアルフォンソ10世 によって修復され、1535年に復元された。\n (credit:bbsferrari via Getty Images)
キリスト教徒の王たちのアルカサル(スペイン)(32 of51)
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コルドバにある城。その名は、キリスト教徒の王であるアルフォンソ11世によって建てられ、その後も王族の住居として用いられたことによる。 (credit:Wikimedia)
セゴビアのアルカサル(スペイン)(33 of51)
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ディズニー映画『白雪姫』の白雪姫城のモデルとしても知られている。 (credit:Wikimedia)
ペーナ宮殿(ポルトガル)(34 of51)
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19世紀ロマン主義を象徴する建築。1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世により建てられた (credit:Wikimedia)
ギマランイス城(ポルトガル)(35 of51)
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第3代ポルトゥカーレ伯ヘルメネギルド・ゴンサレスの未亡人として政務を引き継いでいたムマドナ・ディアスは、950年と951年に受けた天啓に従ってギマランイスに修道院を設立したが、ヴァイキングの襲撃から町と施設を護るべく、959年にギマランイス城を築いた。ポルトガル王国初代国王アフォンソ1世が、この城で生まれている。 (credit:Wikimedia)
エルヴァス城(ポルトガル)(36 of51)
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13世紀、ローマの要塞跡に建設。レコンキスタ後の15世紀に拡張された。 (credit:DEA / ARCHIVIO J. LANGE via Getty Images)
ロンドン塔(イギリス)(37 of51)
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ロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞。正式には「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれ、現在も儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所などとして使用されている。 (credit:DEA / W. BUSS via Getty Images)
ウィンザー城(イギリス)(38 of51)
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イギリス王室の所有で、女王エリザベス2世が週末に過ごす場所でもある。 (credit:Premium/UIG via Getty Images)
エディンバラ城(イギリス)(39 of51)
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スコットランドの首都エディンバラの岩山の上に建つ古代からの要塞。イングランドとスコットランドの抗争の舞台となった。 (credit:ASSOCIATED PRESS)
ボディアム城(イギリス)(40 of51)
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14世紀に、英仏の百年戦争の時代に建造された城。その後の内戦で破壊されたが、石造りの塔と外壁が残されている。 (credit:Loop Images via Getty Images)
ウォーリック城(イギリス)(41 of51)
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イングランドを代表する中世の城。 (credit:DEA / W. BUSS via Getty Images)
リーズ城(イギリス)(42 of51)
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ロンドンから南東に50kmほど離れたメードストンにある城。6人の王妃が暮らしたことから「貴婦人の城」とも言われる。 (credit:Bloomberg via Getty Images)
アイリーン・ドナン城(イギリス)(43 of51)
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スコットランド北西部のデューイッヒ湖に浮かぶ島に建つ小さな城。 (credit:Heritage Images via Getty Images)
アーカート城(イギリス)(44 of51)
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怪獣ネッシーで有名なスコットランドのネス湖の沿岸にある古城。 (credit:Wikimedia)
マラハイド城(アイルランド)(45 of51)
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アイルランドの首都ダブリンの北郊の町マラハイドにある城。 (credit:Paul Flynn via Getty Images)
キルケニー城(アイルランド)(46 of51)
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中世までアイルランドの首都だった古都キルケニーに建つ城。 (credit:Wikimedia)
マルボルク城(ポーランド)(47 of51)
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ポーランド北西部の都市マルボルクに建つ、ドイツ騎士団の拠点になった煉瓦の城。ヨーロッパ最大のゴシック建築として知られている。 (credit:Wikimedia)
ペレシュ城(ルーマニア)(48 of51)
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ルーマニア中央部の都市シナイアにあり、国内随一の美しさを誇る。 (credit:Wikimedia)
ブダ城(ハンガリー)(49 of51)
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ハンガリーの首都ブダペストのシンボル。現存する建物は1950年に修復されたもの。 (credit:DEA / SANTINI / D\'ALESSIO via Getty Images)
スワローズ・ネスト(ウクライナ)(50 of51)
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別名「燕の巣」城。ヤルタの街の黒海に面した岸壁に築かれた城。歴史は浅く、ロシア将校の別荘を1912年にドイツ人貴族が改築した。現在はイタリアンレストランとして使われている。 (credit:LTL via Getty Images)
エカテリーナ宮殿(ロシア)(51 of51)
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サンクトペテルブルク南東の郊外にあるロココ建築の宮殿。ピョートル大帝の后でもあった、第2代ロシア皇帝エカテリーナ1世に由来する。エカテリーナがドイツの建築家を雇って夏の避暑用の離宮として1717年に作らせたのが最初のもので、その後、第4代ロシア皇帝アンナがロシア人建築家に命じ増築させた。 (credit:Wikimedia)

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