5月は「クマ注意」回覧板の季節ー 「北海道民あるある」(6)

るーるーるー」と言うとキツネが寄ってくると、某ドラマで言ってましたが、来たためしはありません。
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こんにちは。北海道で生まれ育ち、現在も北海道で子育てをしている主婦きのかんちです。

5月になり北海道も本格的な春になりました。

いきなりですが、北海道を代表する動物と言えば...キタキツネやクマじゃないでしょうか。住んでる地域にもよりますが、結構頻繁にキツネやクマは出没します。私が住んでいるところは、割と山の近くなので春先や秋頃になると、クマが出没し注意を促す回覧板等がまわってきます。春は冬眠から目覚めてお腹を空かせてるので、街に降りてきちゃうんですね。そして秋も冬眠に向けてお腹いっぱいにしなくてはいけないので、これまた街におりてきちゃう。クマってイラストで見るとあんなに可愛くてホンワカしているのに、本物は猛獣そのものなんですよね。

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そしてキツネ。「るーるーるー」と言うとキツネが寄ってくると、某ドラマで言ってましたが、来たためしはありません。キツネもたまに歩いているところに出くわします。キツネ、可愛いイメージがありますが実際出会ってみると、「な...なんか汚いし目が鋭い...」と思ってしまいます。あとキツネは「エキノコックス」という寄生虫を持っている場合があり、人間にもうつるのでなるべく近くによらないように子どもの頃から言われていました。

正確には、キツネの糞に混入されるエキノコックスの卵が、人間の口に入ると感染してしまうようです。なので、人家にキツネを近寄らせないように気をつけなくてはいけませんね。最近では、道で出会ったキツネにお菓子等をあげる人がいるらしく、キツネも人間に近寄って来たりするようになりました。これはキツネにとっても人間にとっても良い事ではないので、やらないようにしましょう。

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道路を車で走っていると、エゾシカに出会うことがあります。彼らは急に飛び出してくるので、事故になってしまうことも...!

そんな北海道では道路標識にも、クマやシカ、キツネが「動物注意!」の文字とともに描かれています。この標識を見かけたら、みなさんも注意してくださいね!(特に夜はエゾシカの飛び出しによる事故の話を、私の周りでもよく聞きます)

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道路と言えば、春先に雪が解けて道路が見えてくると、雪の降る前は何ともなかった道路にひび割れや穴があいていたりします。これは、雪国全般のあるあるでしょうか。春先は運転すると車がガッタンガッタンとゆるれることもしばしば...。ナゼこんなことに?と調べたところ、雪解け水が道路の小さなひび割れからアスファルトの中に入り込み、夜になり気温が下がり体積の増える氷となりひび割れを大きくしていく、ということらしいです。雪道に引き続き春の道路も、ドライバーの皆さんは気をつけなくてはいけないですね。