ジョン・レノンが凶弾に倒れて36年 オノ・ヨーコが銃規制を呼びかける

「私たちはこの美しい国を戦場に変えてしまっています」
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ジョン・レノンとオノ・ヨーコ(1970年1月22日、デンマーク)。 / KEYSTONE-FRANCE VIA GETTY IMAGES

2016年12月8日、ジョン・レノンがニューヨークのダコタハウスの前で凶弾に倒れてから36年経った。しかし、銃による死亡事件が絶えることのない今もなお、ジョンの死は銃の問題を常に問いかけている。

ジョンの妻オノ・ヨーコは8日、夫の死を悼むため、血に染まったメガネの画像に、1980年にジョンが射殺されてから銃で死亡したアメリカ人の数を記した画像をFacebookに投稿した。

1980年の12月8日にジョン・レノンが射殺されてから、アメリカでは120万以上の人が銃によって命を落としている。

アメリカでは毎日、91人が銃によって命を落としています。私たちはこの美しい国を戦場に変えてしまっています。共に力を合わせ、平和で緑にあふれたアメリカを取り戻しましょう。愛する人を失うというのは、心が空っぽになるような辛い体験です。36年経った今でも、私と息子のショーンはジョンのことばかり思っています。

この他にも多くの人が凶弾によって倒れたジョン・レノンを悼み、SNSでジョンを偲ぶ投稿をした。ジョンの息子のショーン・レノンは、父のことを歌った曲へのリンクを貼りながら、両親の写真をシェアした。そしてジョージ・ハリスンの遺産管理団体が運営するTwitterアカウントは、ジョンとジョージの2人が幸せに過ごしていた時の写真を投稿した。

「ジョンは僕の家によく来てくれた。ジョンが来ると、母は僕らにウイスキーを少し入れたグラスを出してくれた」