高橋みなみ、スピーチ全文「努力は必ず報われるとは限らない。そんなのわかってます。でもね...」(AKB総選挙)

「第7回AKB48選抜総選挙」で13万7252票を獲得し、4位に入った高橋みなみ。スピーチ全文を紹介。
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時事通信社

6月6日に行われた「第7回AKB48選抜総選挙」。13万7252票を獲得し、4位に入った高橋みなみのスピーチが感動的だと話題になっている。以下に全文を紹介する。

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まず、みなさん本当に、ありがとうございました。

私がAKBに入ってから、今年で10年が経ちます。

7回目の総選挙、最後の総選挙でした。

1期生としてメンバーとして入ってきて、たくさんのメンバーの卒業を見送ってきました。

いろんな葛藤や、いろんな思いがありました。

そして、私は、入って1年ぐらいの時にあることに気づきました。

「私はこのグループでは、1番にはなれない」ということです。

同期には前田敦子がいました。次の期には大島優子がいました。

みんなすごくて、カリスマ性があって、絶対的人気があって。

私は歌手になりたくて芸能界を目指しました。

たくさんオーディションに落ちました。

そして受かったのがAKB48でした。

歌手になりたいけど、アイドルになりました。

カワイイとか、アイドルとか全然分からなくて。どうすれば人気がでるのかも分からなくて。

でも、このグループがすごく好きになったから、すごく頑張りたいなって思って。

気付いたらキャプテンになって、総監督になっていました。

そして、総選挙があって。

「私なんかが、1位になりたいなんて言っちゃいけないな」って思いました。

グループが好きだからこそ、グループの先を見ました。

「この人がセンターになったほうがいいな」

「この人が次1位になったらいいんじゃないか」

自分のことなんてどうでもよかったんですけど…。

でも、きっとここにいるメンバーみんなが思っていることを、私も一緒に思っています。

「1位になりたいって、言ってみたいな」ってことです。

私は最後の総選挙で初めて「1位になりたい」と言いました。

確かに、目標としていた順位には届かなかったし、ここまで呼ばれなかったから、1位になろうって思ったけど。

でもね、今、本当に清々しいです。1位になりたいって言って、ファンのみなさんと一緒に、ひとつの目標に向かって頑張ってこれたことがとても嬉しいです。とても幸せです。

ここに立ったら何を言おうかとすごく考えていました。

何を言うのが正解なのか。最後の総選挙で私は、みんなに何を残せるのだろうと。

なので、ここからは、是非メンバーに聞いてもらいたいなと思います。

私は、メンバーに残したい言葉があります。

多分みんな、いろんな活動をしていて、「悔しいなぁ」とか「頑張っても、100頑張っても1ぐらいしか評価されないなぁ」って、たくさん矛盾を感じていると思います。

でもね、人生というのはね、きっと「矛盾と闘うもの」なんだと思います。

色々思うことがあると思う。

でも、頑張らなきゃいけない時っていうのがあるし。

頑張らなきゃいけないときっていうのは、一瞬ではないということを、みんなに覚えておいてほしいなと思います。

272人、今回立候補しました。

呼ばれたのは80人でした。

呼ばれなかったメンバーは、では、頑張っていなかったのか。

違います。

みんな頑張っています。

劇場公演に立ち続け、学業を両立して頑張って、自分のやらなきゃいけないことと一緒に頑張っているんです。

でも、ここに立てるのは80人なんです。

だからきっと、AKBグループにいればいるほど、頑張り方がわからなくなると思います。

どう頑張ったら選抜に入れるのか。

どう頑張ったらテレビに出れるのか。

どう頑張ったら人気がでるのか。

みんな悩むと思うんです。

でもね、未来は今なんです。今を頑張らないと、未来はないということ。

頑張り続けることが、難しいことだって、すごくわかってます。

でも、頑張らないと始まらないんだってことをみんなには忘れないで欲しいんです。

私は毎年、「努力は必ず報われると、私、高橋みなみは、人生をもって証明します」と言ってきました。

「努力は必ず報われるとは限らない」。そんなのわかってます。でもね、私は思います。頑張っている人が報われて欲しい。

だから、みんな目標があると思うし夢があると思うんだけど、その頑張りがいつ報われるとかいつ評価されるのかとかわからないんだよ。

わからない道を歩き続けなきゃいけないの。

きついけどさ、誰も見ていないとか思わないで欲しいんです。

絶対ね、ファンの人は見ててくれる。

これだけは、私はAKB人生で一番言い切れることです。

だから、あきらめないでね。

松村がまさか私の名言を言ってくれるとは思わなかったんですけど。

そうね。ネタにされるよね。

キレイ事だもんね。

でもね。今年も、卒業してからも、言わせてもらいます。

最後なので。まあよく、「アコースティック・バージョン」とか麻里子様にいじられたりしたんだけど。

これが、高橋みなみ・総選挙ラストバージョンです。

みなさん、一緒に言ってくれますか?

いきます。せーの!

「努力は必ず報われる」と、私、高橋みなみは、これからも人生をもって証明します。

ありがとうございました。

--ここまで--

第7回AKB総選挙・選抜メンバーのコメント集
第16位武藤十夢 44,637票(AKB48 Team K)(01 of16)
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「もう胸がいっぱいで、初めて一人で話すのですが、何を話すのか分からなくて。でも、すっごく幸せです。いつやめるかわからない、同期の中で一番最初に辞めるんじゃないと言われていました。私は総選挙はお祭りとは思いません。総選挙は私にとって、年に1回チャンスをつかむ場なんです。\n\nAKBにはキラキラ輝いている子が沢山います。だから、私のように、チャンスを掴んで、光を見ることを証明できたと思うので、ファンのみなさんも、メンバーのみなさんもあきらめないで。キラキラしている子は、メンバーやスタッフさんではなくて、ファンの方が一番知っていると思うので、これからも48グループを応援してください。\n\n16人選抜は私にとって初めての経験となります。やっぱり選抜16位は特別です。今までとは違って、AKBの顔になるということです」\n\n(写真は「AKB48グループ成人式」に出席=2015年01月12日、東京都千代田区外神田の神田明神) (credit:時事通信社)
第15位 柴田阿弥 49,199票(SKE48 Team E)(02 of16)
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「私は自分がいる世界で一番のアイドルグループだと思っています。それに、SKE48には、まだまだ未来があると思っています。\n\n自分から道を譲る気もないので、これからも全力で先輩メンバーの脅威であり、後輩メンバーの壁になろうと思っています。\n\n今年は、カメラ目線はほどほどに、目を見開くのはやめて、なるべく目を細めていこうと思います\n\n正直言うと悔しいですが、今はこの15位が私の場所だと思っています。まだまだ私には伸びしろがあると思っています」\n\n(写真は大手カレーチェーンのイベントに登場=2014年9月2日、東京都千代田区) (credit:時事通信社)
第14位 高柳明音 52,609票(SKE48 Team KII)(03 of16)
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「7年目にして選抜に入ることができました。この1年はとてもいろんなことがあって、私自身初めて兼任させて頂いて、すごく充実した1年でしたが、48グループは世代交代があって、SKE48でもセンターが変わって実際、ポジションがどんどん下がっていくのは悔しかった。未来のSKEを担う子たちを育てようと頭の中では頑張っていたんですが、悔しい思いがあって…でも、卒業していったメンバーにも、選抜とったよ!と笑顔で言えます。7年目ですが、あきらめないでよかった」\n\n(写真は大手カレーチェーンのイベントに登場=2014年9月2日、東京都千代田区) (credit:時事通信社)
第13位 松村香織 53,667票(SKE48 Team KII)(04 of16)
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「AKB選抜に入っちゃいました。信じられない気持ちでいっぱいです。さっき徳光さんが言ってくれたみたいに、今年の3月終身名誉研究生という肩書からなぜはげげていたんですよ。去年までもずっと粉をかけていたんですけど、今年やっと治って、髪が生えて良かったです。某クリニックの高須先生ありがとうございます。\n\n今日こうやって選抜メンバーに呼ばれたことで、ちょっと努力は必ず報われるということが示せていたと思います。\n\nSKEで最年長ですが、独自のポジションで頑張ります。歌番組で見苦しいかと思いますが、指原さんがいるから大丈夫だと思っています」\n\n(写真はマラソンを通じて地域の人々と交流したいと志願した23人のAKB48グループのメンバーで結成された「AKB48マラソン部」の発足記者発表会に出席したSKE48研究生の松村香織=2013年11月19日、東京都江東区東雲) (credit:時事通信社)
第12位 渡辺美優紀 55,715票(NMB48 Team BII / AKB48 Team B 兼任)(05 of16)
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「またここに戻ってくることができました。正直、今までライバルと言われ続けていたさやかちゃんがどんどん先に言っているのを見ていて、私はどうしたらいいのか、ダメかなと思う時もありましたが、ファンのみなさんが支えてくださって、じゃんけん大会でソロデビューもさせてもらって。マイペースでがんばっていけば風向きも変わるんだなと」\n\n今日は、初めておばあちゃんとお母さんが見に来てくれました。私が肉が食べたいと言うと、お母さんはカレーパンを食べて私を焼き肉に連れて行ってくれました。今日はお母さんをご飯に連れて行きたいです」\n\n(写真はAKB48グループの「じゃんけん大会2014~拳で勝ち取れ!1/300ソロデビュー争奪戦~」に出場した渡辺美優紀さん=17日、東京都千代田区の日本武道館)\n\n撮影日:2014年09月17日 (credit:時事通信社)
第11位 北原里英 61,566票(NGT48)(06 of16)
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「2年ぶりに選抜に戻ってきました。トロフィーが重いです。自己最高の12位を目指していました。今年はファンのみなさんが背中を押してくださったので、胸を張って新潟に行くことができそうです。次から私は新潟の女になりますが、みなさんにはついてきて欲しいですし、新潟の皆さんには待っていてほしいです。\n\n8年めで選抜に入ることもなくなっていましたが、まだまだやれそうです。ちょっと想像よりも上の順位で戸惑っていますが、この順位に恥じないような活動をしていきます」\n\n(写真は東京・羽田空港国際線旅客ターミナル内にオープンする多目的ホール「TIAT SKY HALL」のこけら落とし公演に登場=2014年8月28日、東京都大田区) (credit:時事通信社)
第10位 横山由依 63,414票(SKE48 Team E)(07 of16)
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「速報で20位だった時にいつも選抜に入れてもらって、次期総監督に指名してもらったのに本当に情けないなと思って、どうしようと思っていた時に、『ゆいはん、私が入れるから大丈夫だと、川栄李奈ちゃんが連絡をくれて、そのあと、まだ速報だからと、入山杏奈ちゃんが連絡をくれて、私はこうやって支えてくれる仲間がいるんだなって。そして、握手会でファンの人が『まだ僕入れてないから大丈夫だよ』と言ってくれたり、総選挙がこんなに人に支えてくれているんだなとすごく思って。\n\n本当に、6万票なんて信じられなくて、本当に、本当に、ありがとうございます。これから、今までは先輩たちが見せてくれた景色をこれからは自分たちの世代が見せられるように、これからは後輩に素晴らしい景色を見せてあげられるように、これからはAKB5年、10年、100年続くようなグループになれるように」\n\n写真は撮影日:2015年02月06日 (credit:時事通信社)
第9位 島崎遥香 73,803票(AKB48 Team A)(08 of16)
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「私は、みんなから、沢山の人から好かれるタイプじゃないけど、世間の人からも態度が悪いとか、悪く思われる勝ちになることも多いけど、でも、こうやってたくさんの票をいただけて、私のことを応援したいと思っている人がたくさんいることを感じられてありがたいと。握手会もできていなくてアイドルに向いていない私をこの順位まで挙げてくれてる私のファンの皆さんに感謝したいです。\n\nだから、私のことを応援してくれてる皆さんに恩返しをしていきたいですし、このままじゃダメだと思っていて、先輩の力を借りつつも同期の次期監督横山由依といっしょに、AKBの第二章を作りたいと心のなかで決めていました。\n\nファンの皆さん、どうか私たちの世代に力を貸してください。もっと私たちが前に進めるようにこれからどうかよろしくお願いします。去年よりかは長いスピーチができたと思うので、ここらへんで終わりにしたいと思います」\n\n(写真はAKB48のドキュメンタリー映画の舞台あいさつに登場=2014年7月3日、東京・六本木) (credit:時事通信社)
第8位 宮澤佐江 75,495票(SNH48 Team SII / SKE48 Team S 兼任)(09 of16)
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「今年は7回目の総選挙で、私の中で過去最高の順位を目指したいとファンの皆さんの前で発表しましたが、その願いが叶いました。\n\n今年の総選挙は特別にみなさんから特別の愛を感じました。SNHに行くと決めた理由のひとつは、選挙で壁を越えられないことでした。壁を破ることができてうれしく思っています」\n\n(写真はSNH48とSKE48を兼任の宮澤佐江が2月17日、フォトブック「涙の行方」の発売記念イベントを行った。胸で髪を隠す「髪ブラ」など大胆なセクシーショットもあるが、「どうしてもエロさが出せなくて」と話した=東京都内) (credit:時事通信社)
第7位 宮脇咲良 81,422票(HKT48 Team KIV / AKB48 Team A 兼任)(10 of16)
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「昨年11位となって、夢への素敵なチケットを貰ったと思っています。私はそのチケットを持って選抜という列車に乗ることができました。その選抜が連れて行ってくれたところはキラキラしてとても輝いていました。でもとてもスピードが早くて、追いつくのが精一杯でした。\n\n東京で一人でいることが多くなって、葛藤する日々でした。でも、総選挙では周りの人がいっぱいいて一緒に闘ってくれたんだということが分かりました。\n\nこれからは先輩たちが切り開いてくれた道ではなく、自分たちが切り開いた道を歩いて行きたいです。来年は1位の席に座って、誰も見たことがないAKBを作りたいです。まだ駆け出しの私がこんなことを言うのはとても失礼ですが、私はAKBを壊したいです。新しいAKBを作るためには壊さないといけない」\n\n(写真はTポイント・ジャパンの「AKB48グループ×Tカード」発表会に出席したHKT48宮脇咲良さん=1月22日、東京都内) (credit:時事通信社)
第6位 山本彩 97,866票(NMB48 Team N / AKB48 Team K 兼任)(11 of16)
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「1位宣言をしている人が多くて、自分は何になるんやろうと思って、プレッシャーも大きかったです。大島優子さんが票数は愛だと言っていましたが、私は票は絆だとも思っています。9万票の愛と、絆を深めることができて嬉しかったです。\n\n街で声をかけてくるのが、うれしい時もあれば、切ない時もあります。NBAの方ですよね、とか言われることもあって、いまいち全国的にNMBの知名度はそんなにないのかなと痛感したり…。\n\nとにかくNMBは人を楽しませて、自分たちも楽しむことが大好き。そんなグループにいられることが嬉しいし、もっともっとNMBを知ってもらいたいと思います」\n\n(写真はセカンド写真集「SY」のヒットを受けて行われた記者会見=2015年3月20日、東京都江東区有明のDIFFER有明) (credit:時事通信社)
第5位 松井珠理奈 105,289票(SKE48 Team S / AKB48 Team K 兼任)(12 of16)
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「今年は1位になりたいと言ってきました。みなさんとひとつになれたことがとても嬉しい。でも、やっぱりまだまだだったのかなと実感しました。前田敦子さんとか大島優子さんとか指原莉乃さんとか渡辺麻友さんからバトンを受け継いで守っていきたいと思っていました。\n\n私は11歳でSKE48に入って、 AKB48も兼任させて頂いて、沢山の先輩を見てきました。今度は私が背中を見せたいと思っていました。恩返しがしたくて、私が不安だった時、いつも前に素敵な背中がたくさんありました。気づいたら、後輩が沢山いました。後輩が不安にならないように、私が安心できる存在になりたかった。\n\n正直言うととても悔しいです。でも、今私は、すごく燃えています。こんなにも熱くなれるグループにいるのはとても幸せですし、磨かれていくことがとても嬉しいです」\n\nSKE48の松井珠理奈さんが5月8日、「バイトル」新CM発表会に出席した。6月6日に開票イベントが行われる「AKB48選抜総選挙」については「気合いはすごく十分です。あとは最後に名前が呼ばれますように!」と話した=東京都\n (credit:時事通信社)
第4位 高橋みなみ 137,252票(AKB48 Team A)(13 of16)
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スピーチ全文はこちら)\n\n「今、本当に清々しいです。とても幸せです。ここに立ったら何を言おうかとずっと考えていました。最後の総選挙で何を残せるのかと。メンバーに残したい言葉があります。人生というのは矛盾と闘うこと。頑張らなきゃいけない時があるし、頑張る時は一瞬ではないと思います。\n\nみんな頑張っても、評価されないなって矛盾を感じているなと思うこともあるでしょう。色々思うことがあると思う。でも、頑張らなきゃいけない時って言うのがあるし、頑張らなきゃいけない時は一瞬じゃない。\n\nみんな悩むと思うのです。未来は今なんです。今を頑張らないと、未来はないと。頑張らないと始まらないということを覚えておいてほしい。\n\n努力は必ず報われるとは限らない。そんなのわかってます。でも私は思います。頑張っている人が報われて欲しい。\n\nだからみんな目標があると思うけど、いつ報われるとかわからないんだよ。きついんけど、絶対、ファンの人は見てくれている。\n\nだから、あきらめないでね。ネタにされるよね、キレイ事だよね。最後なので、これが高橋みなみの総選挙ラストバージョンです。努力は必ず報われる、と、これからも高橋みなみは人生をもって証明していきます」\n\n(写真はAKB48のドキュメンタリー映画の舞台あいさつに登場=2014年7月3日、東京・六本木) (credit:時事通信社)
第3位 渡辺麻友 165,789票(AKB48 Team B)(14 of16)
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「去年は16万票もの票をいただきまして、今回は16万票を越える票数をいただきまして、それは本当に光栄でうれしいことでございます。ファンのみなさん、応援をしていただいたみなさん本当にありがとうございます。\n\nさっきのたかみなさんと前田さんの感動的なシーンのあとに出づらっ、とか独り言を言っていたら本当に呼ばれちゃって。さっきのはすごく素敵な画だったので、つまらない画かもしれませんが。去年念願の1位をとらせていただきまして、大雨の中野外のスタジアムのステージで約7万人ものお客さんの「まゆゆ」コール、たくさんの温かい、熱い声援をいただいて、本当にあの景色は今でも脳裏にこびりついて離れませんし、あの声援も、今でも耳に鳴り響いているくらい、本当に、あの景色は一生涯の宝物だなと、今思い返してもそう思います。\n\n去年1位になりまして、常に私は現状今のいる場所よりも上を目指してやってきていたので、去年1位をとって、今年の目標は2連覇を掲げていましたが、やっぱりAKBの歴史で、総選挙で2連覇を成し遂げたことのある方が一人もいないので、2連覇というのは、実に難しいものなんだなと改めて痛感しました。もちろん悔しい気持ちはあります。悔しい気持ちはありますけれども、今回3位という順位をいただき、本当にたくさんの方に応援をしていただいたということは、いろんなイベント、握手会などたくさんのことを通じて感じましたので、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。\n\n2連覇はしたいと思っていましたが、正直厳しいかなとうすうす勘づいていましたので、まあでもしょうがないですね。2連覇できなかったので、3位という結果ですが、まだまだ現状に満足せず、私は負けず嫌いな性格なので、これからも常に上を目指して、日々いろんなこと、目の前のことに取り組んで、一生懸命頑張ってまいりたいと思います」\n\n(写真はAKB48の渡辺麻友が6日、ドラマ「戦う!書店ガール」の制作発表会見に出席。女優の稲森いずみと主演を演じる渡辺麻友は「脱アイドルができるように頑張ります」と話した=東京都) (credit:時事通信社)
第2位 柏木由紀 167,183票(AKB48 Team B / NGT48 兼任)(15 of16)
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「今まで一番いい順位をいただきました。今年の総選挙は速報で2位にしていただけて、本音を言うと今までの総選挙で今日を迎えるのが一番怖かったですが、でもどこかワクワクしている自分もいて。でもこうして色んな感情を抱えながら今日を迎えて地元九州のステージでこうして笑顔で立てたのは本当に応援してくださったみなさんのおかげだと思っています。\n\n私は、今年はじめて総選挙で1位をとりますと宣言ししました。宣言してしまって大丈夫かなと不安に思ったり、残念ながら、その夢にはあと一歩届かなかったんですけれども。でも、この2位をいただいて今まで他のメンバーに頼ったり甘えたり、あとは傷つきたくないなとか、波風立てたくないないとか思っていたところもあったんですけど、これからは私はもういろんなことから逃げません。\n\n総監督のたかみなさんも卒業して、私たちにとってたかみなさんのすごく大きくて、不安なこともあるんですけれども、次期総監督の横山由依ちゃんが背負いすぎないためにも、AKBグループのメンバーひとりひとり、AKBを背負っている気持ちで、本気で頑張ればもっとAKBグループは大きく上を目指せるんじゃないかなと思っています\n\n私はNMB48を1年間兼任させていただきました。メンバーもファンのかたもとても優しくて、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。秋からはAKBグループの新たな土地であるNGT48を兼任します。AKBグループをもっと大きくするためにも、今日いただいたこの2位という順位が背中を押してくれている気がするので、絶対にNGT48も成功させると使命感に燃えております。\n\nもちろん、AKB48も、AKBグループも、この後最後に呼ばれるメンバーを近くで支えて、AKBグループをもっともっと大きくしていくと宣言するので、これからもみなさんどうぞ応援よろしくお願いします。満足です! ありがとうございます」\n\n(写真はテレビ朝日系のドラマ「黒服物語」制作発表に出席したAKB48の柏木由紀さん) (credit:時事通信社)
第1位 指原莉乃 194,049票(HKT48 Team H)(16 of16)
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全文はこちら)\n\n「まさか、こんなに素敵な景色をもう一度見られるとは思っていませんでした。私はかなり特殊な存在です。まあまあ可愛いと勘違いしていました。なかなかセンターになれなくて、どうすればなるのかずっと考えていました。考えたけど、なれませんでした。私は開き直りました。私は落ちこぼれです。全国の落ちこぼれのみなさん、どうか自信に変えてください」\n\n(写真は「HKT48指原莉乃座長公演」が2015年8日、東京・明治座で初日を迎えた。指原は今年の「AKB48選抜総選挙」について「1位を取りにいきたい」と話した) (credit:時事通信社)

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