3.11の東京。2時46分以降の1日を振り返る【画像集】

編集局への出社の道中、東京タワーの先端がひょっこり曲がっていることに気づいた。あの時、東京タワーは、柔らかなゼリーのようにありえない揺れ方をしていた。
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2011年3月11日。9年前の東京はどうだったのか。
当時、私は新聞社の泊まり業務明けで、お昼すぎに帰宅し仮眠していた。午後2時46分に強い揺らぎで飛び起きた。

携帯は通じず編集局の様子はわからない。歩いて出社することにした。その道中、東京タワーの先端がひょっこり曲がっていることに気づいた。発災時、東京タワーは、柔らかなゼリーのようにありえない揺れ方をしていた。

出社の道中を写真におさめた。
あの日を写真で振り返る。

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東日本大震災の発災直後に、止まった山の手線の車輌から避難する人々=2011年3月11日、東京都港区
Miyuki Inoue / Huffpost Japan
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3.11の東日本大震災で柔らかいゼリーのように揺れた東京タワー。先端が曲がった。関係者が地上からタワーの先端を見上げ「こんなことは初めてだ」と話していた=2011年3月11日
Miyuki Inoue
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通行が遮断された首都高速=2011年3月11日
Miyuki Inoue / HuffPost Japan
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緊迫する朝日新聞の編集局。各国メディアも大震災を大きく伝えていた。各国の記者からも国際報道部に電話取材がかかってきたと記憶している=2011年3月11日午後7時すぎの東京都中央区築地の朝日新聞社内
Miyuki Inoue
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新橋駅近くのホテル内には、帰宅困難者がロビーにあふれた=2011年3月12日未明、東京都港区新橋1丁目
Miyuki Inoue
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コンビニエンスストアの棚からは食料品が消えた=2011年3月11日、東京都港区
Miyuki Inoue
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都内のコンビニエンスストアでは、食料品を中心に商品がなくなった=2011年3月12日午前0時45分、東京都港区
Miyuki Inoue
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東日本大震災の後、交通は麻痺し、車は動かないまま長いテールランプが連なっていた=2011年3月12日未明、東京都中央区
Miyuki Inoue